台湾の友愛会がホームページを開設

台湾の友愛会がホームページを開設
6月の月例会テキストは阿川名誉会長の「台湾と私」

 8月6日の本誌で、台湾で美しい日本語を守り、日台のきずなを次の世代につな
げていこうと活動を続けている友愛グループ(陳絢暉会長)のことをご紹介した
ところ、川柳の会を開いているという江畑さんから下記のようなお便りを頂戴い
たしました。

 初めてお便りいたします。
 「美しい日本語」を守る活動にエールを送らせていただきます。
 小生、高校の国語教諭。川柳を趣味として、400人くらいの川柳会の代表を務め
ています。じつは、来年3月下旬初めての海外吟行句会の地として台湾を選び、30
人くらいで川柳・観光、そして両国の文化交流を計画しているところです。台湾
にも川柳会があり、コンタクトを取っています。
 日本では、日本語の乱れが広がっています。日本語の機微を活かして、人間を
描写する川柳作家としては、皆さんのご活躍を心から祈っています。機会があっ
たら、何かの折りに交流できれば幸いに存じます。ありがとうございました。
                            
                               江畑哲男
 
 江畑さん、有難うございました。
 台湾には俳句も川柳も和歌の会もあります。俳句には季語が必要ですが、台湾
には台湾の季語があるとして、台湾で俳句を作り続けている黄霊芝さんが『台湾
俳句歳時記』(A5判、328頁、定価=2,800円+税)を出版されたのは昨年春のこ
とでした。版元は東京・神田の言叢社(TEL 03-3262-4827)、編集担当は五十嵐
芳子さん。
 口絵にも本文にもカラー写真がふんだんに使われていて、俳句の中に出てくる
台湾独特の鳳凰木も龍眼も一目でわかります。口絵の写真を撮影したのは、月
刊「宝石」でカメラマンをつとめていた村田倫也さん。村田さんは、月刊「宝石
」の取材で友愛会の方々を取材して以来、どっぷり台湾にはまられたお一人で
す(同誌2000年4月号、「台湾、『熱き』人情の旅」など)。ですから、掲載され
た写真は、旅行案内のようなものではなく、台湾へのあたたかい眼差しにあふれ
たものばかりです。
 本書をひもといて驚いたことに、何と季語として「八田祭」があること。台湾
で「八田」とは、もちろん烏山頭ダムを造った八田與一技師のことです。八田與
一技師のご長男の八田晃夫氏は日本李登輝友の会の理事ですし、本誌でも去る4月
、靖国神社で開いた八田與一記念音楽会のことなどを紹介していますが、その命
日の5月8日が「暑い頃」の季語となっているのです。
 この黄霊芝さんや蔡焜燦さんも加わる友愛会は、毎月、1回、勉強会(月例会)
を開いています。6月は本会の機関誌『日台共栄』創刊号に掲載した阿川弘之会
長(現名誉会長)の「台湾と私」をテキストとされたそうです。
 最近、ホームページを開設したので、阿川さんのその文章を掲載したいという
ご連絡をいただきました。阿川名誉会長に確認しますと「いいよ、いいよ」の二
つ返事。まだ掲載されていないようですが、ここにそのアドレスと「友愛会紹介
」として掲載されている陳絢暉会長(陳さんは名誉会長のようですが)のご挨拶
文をご紹介いたします。                    (編集部)


台湾友愛会 http://www.youai.org/Shokai.htm

初めまして。
 当友愛グループがホームぺージを開設することになりました。今後月例会教材
、会員投稿などをアップデートしていく予定ですので、ご興味がありましたら遠
慮なくアクセスして下さい。
 友愛グループは、もともと会員相互の日本語研修を主眼とし、以て現今台湾に
罷り通っている誤った日本語の匡正につとめると共に、正しい日本語を尋常に扱
える後進を育成し、台日文化の相互摂取を促進せんがためのボランティア・グル
ープであります。台北市内で毎月一回開く月例会は、原則として日本語で行な
われ、先ず日本の作家のエッセーなどの朗読に始まり、漢字や成句の読みや意味
用法を考える。講師は台湾で日本語を教えている日本人教師や、アナウンサーが
ボランティアで行っております。
 2004年6月26日土曜日に行なわれた月例会の状況をかいつまんでご紹介しまし
ょう。出席会員に配られたテキストから、先ずはアナウンサーの三宅教子さん
(58歳)による日本李登輝友の会発行の「日台共栄」6月号に掲載の阿川弘之会長の
エッセー「台湾と私」の朗読から始められました。
 次に台北で日本語教育に従事している小濱義徳さん(53歳)の担当で「次の短文
の中のカタカナ部分を漢字に直して下さい」で漢字の勉強を行いました。例
えば、”キッコウとは互いに張り合うこと。”など、12題を受講者がそれぞれプリ
ントに書き込み、次いで特大プリントした答案”拮抗”の漢字を掲示して正解を確
認します。さらに拮抗の意味を解説し、”頡頏(けっこう)”という同義語も在る
事の説明が加えられます。
 その次の「こういうフレーズを使えますか?」では、神戸出身の坂幸雄さん
(75歳)が講師を務め、テキストに印刷されたフレーズとその解釈を坂氏の豊富な語
彙力を駆使してより詳しく、面白く説明されます。例えば、”お相子”とは”互いに
優劣がないこと。(例)――の力量だ。”この解釈の外に、お相子は”じゃんけん”
する時の掛け声で”じゃんけんぽい、あいこでしょ”の”あいこ”から変形したもの
。中国語では何と訳すか、では”半斤八両”、”不分勝負”等々の説明が会員から提
示され、侃々諤々、ディスカッションがフィーバー。
 なお、月例会に用いたテキストは毎月この「月例会教材」欄に掲載されます
ので、ご覧下さい。
                      友愛グループ 名誉会長 陳 絢暉


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発   行:日本李登輝友の会・メールマガジン「日台共栄」編集部
      http://www.ritouki.jp/


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