9月27日に日本武道館で執り行われる安倍晋三・元総理の国葬には、国内外から4,300人ほどが参列し、そのうち海外からは、米国のハリス副大統領、インドのモディ首相、カナダのトルドー首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、英国のメイ元首相、オーストラリアからはアルバニージー首相やターンブル元首相を含む首相経験者3人など700人ほどが参列すると報じられています。
中国からは万鋼・全国政治協商会議副主席、ロシアからはシュビトコイ国際文化協力担当大統領特別代表が参列する予定だそうです。
台湾からは、昨秋の叙勲で旭日大綬章を受章した王金平・元立法院長、立法院長や総統府秘書長をつとめた蘇嘉全・台湾日本関係協会会長、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表の3氏が参列します。
この日本政府招待とは別に、ご遺族招待として李登輝元総統の次女で李登輝基金会の李安[女尼] 董事長(理事長に相当)や淡江大学助理教授の鄭睦群・執行長、王祖亮・研究員の3氏も参列するそうです。中央通信社が伝えていますので下記に紹介します。
李董事長は、2015年7月に李登輝元総統が衆院第一議員会館で講演された折、曾文恵夫人や長女の李安娜さん、お孫さんの李坤儀さんなどと一緒に来日しています。このときが父の李元総統と一緒の初来日だったそうです。
—————————————————————————————–安倍元首相の国葬に李登輝元総統の次女参列へ【中央通信社:2022年9月21日】https://japan.focustaiwan.tw/society/202209210002
(台北中央社)27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬に李登輝(りとうき)元総統の次女、李安?(りあんじ)さんが参列する。李登輝基金会の鄭睦群(ていぼくぐん)執行長(CEO)が20日夜明らかにした。
鄭氏によれば、安倍氏の遺族から招待を受けた。李登輝氏と安倍氏は生前、親交があった。安?さんと鄭氏、同基金会の研究員の3人で訪日するという。
安倍氏の国葬に政府からは、対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長らによる代表団が派遣される。
(葉素萍/編集:楊千慧)
──────────────────────────────────────※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。