中山泰秀・防衛副大臣に全日本台湾連合会が感謝のメッセージ

防衛省防衛副大臣 中山泰秀 先生

謹啓 多事多難の本年も折り返し点となり、中山防衛副大臣におかれましては、日本を取りまく緊迫した情勢の中、国土国民を守るため日夜ご精励のことと拝察申し上げます。

 私ども全日本台湾連合会(略称:全台連)は日本における台僑団体の連合組織です。この度の米シンクタンク、ハドソン研究所の討論会にて、副大臣が台日関係について、「台湾は友人ではない!兄弟であり、家族だ!」と述べられましたこと、その勇気ある言動に本会一同感激し、感謝の思いを是非ともお伝えしたく一筆啓上する次第であります。

 また、内に人権問題を抱え、外に覇権主義を唱える中国の脅威に対しても明確に警鐘を鳴らされました。民主主義国家である台湾を同じ民主主義国家が守るのだという強い決意表明に、国内外の台湾人は大きな勇気と自信をいただきました。とりわけ、”If I’m a Taiwanese” “From Taiwan point of view” との表現には、正にbrotherであるとのご心情の表れと深い感銘を覚えた次第です。

 これに対し中国がすぐに、台湾を民主主義国家と言ったとして非難をしておりますが、中国に過度に忖度してきた古い政治体質と決別し、堂々と正論を語られる副大臣の今後一層のご活躍を心よりご期待申し上げますと共に、私ども全台連も台日関係の更なる強化に向けて副大臣と足並みを揃えて精進させていただきます。

 席の温まる間もないご日常とは存じますが、武漢ウイルスの猛威が未だ収まらない中、副大臣にはくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。                                敬具

  2021年6月30日

                                    全日本台湾連合会                                       会長 趙 中正                                       常務理事会・理事会一同

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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