蔡焜燦(さい・こんさん)先生が7月17日に亡くなられてからほぼ1ヵ月を閲します。本誌では
「蔡焜燦先生を悼む」として、蔡先生がこれまで発表された文章などを紹介していて、8月6日号で
は、蔡先生から「日本の息子」と呼ばれてかわいがられていた軍事ジャーナリストの井上和彦(い
のうえ・かずひこ)氏が月刊「SAPIO」9月号の巻頭「「 SAPIO’S EYE」に寄稿した蔡先生を悼む
一文を紹介しました。
「蔡焜燦先生を悼む」として、蔡先生がこれまで発表された文章などを紹介していて、8月6日号で
は、蔡先生から「日本の息子」と呼ばれてかわいがられていた軍事ジャーナリストの井上和彦(い
のうえ・かずひこ)氏が月刊「SAPIO」9月号の巻頭「「 SAPIO’S EYE」に寄稿した蔡先生を悼む
一文を紹介しました。
井上氏は7月31日、ご家族など近親者による密葬に参列しています。その感懐をフェイスブック
にアップしていますので下記にご紹介します。
なお、フェイスブックにはタイトルが付せられていませんので、本誌掲載に当たってタイトルを
付したことをお断りします。また、井上氏が月刊「SAPIO」9月号に寄稿した追悼文は本会ホーム
ページでも掲載し、井上氏がフェイスブックにアップした写真を掲載しています。
◆【蔡焜燦先生を悼む】 愛日家「老台北」が残した日本人への遺言 井上 和彦
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170805/
https://www.facebook.com/kazuhiko.inoue.12[8月1日]
平成29年7月30日、これが老台北(ラオタイペイ)こと我が“台湾の親父”蔡焜燦氏との最後の
写真となりました。故人の遺言通り台北でひっそりと営まれた家族葬に“日本の息子”であった小
生も参列させていただきました。棺の中で穏やかな表情で眠る親父の胸元に、?國神社の御札を添
えて挙手の礼で見送りました。本当に辛かった。胸が張り裂ける思いです。しかし小生は、親父の
遺志を継いでこれからも祖国日本の精神復興と日台友好のために全力を尽くす所存です。どうぞ皆
様引き続きご声援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
親父! 20年間、私はあなたの日本の息子であり続けてきたことを心から感謝いたします。あり
がとうございました! どうぞあの世から見守っていてください! @台北