【NEWS】建設中止それとも作業中止?
台湾の声ニュース 2014.4.27 20:45
昨日、台北では雨の中、反第四原発デモが行われたが、本日も、台北駅前周辺を中心として、デモが行われた。
馬英九総統が「二号機の建設作業中止」などを発表し、一部の日本語メディアでは建設中止などと報じられている。
現地の表現では、林義雄氏らが求めているのは「停建」であるが、馬総統が表明したのは「停工」であり、作業中止という意味合いである。
反第四原発側からは、「停工というのは台湾人を騙すための言葉遊び」、「時間引き伸ばし作戦にすぎない」などの批判が挙がっている。
馬英九は、先のヒマワリ学生運動のときも、学生の要求に取り合わないという内容を、さも、学生に理解があるかのように社会を誤解させるような表現で表明した。実際、それに引っかかった日本メディアもいるので、今回も注意が必要である。