青山 登
麻生内閣の支持率が10%台になっている。
この原因はいろいろとあるだろうが、麻生氏が首相として靖国神社に
参拝をされれば支持率は直ちに30%台を回復すると思う。
内閣支持率の低迷は、安倍氏が首相になった途端に靖国神社の
参拝を止めたことから始まっている。
政治家が首相になろうとするのはいったいなんのためか?
日頃の主張を実現するためではないのか。
首相になるまではやりますやりますといい、首相になった途端に
実行しないのでは支持者をだましているようなものである。
そうしたのは安倍氏であって麻生氏は立場は若干異なるが、閣僚に
なったり首相になったりしたので参拝はしないというのであれぱ
同じことであろう。
支持率が30%を割り10%台になるのは当然のことだ。
国のために戦いなくなられた方に対して、偉くないうちは参拝し敬意を
表するが、偉くなったら疎遠にするとは実に非礼な行為ではないか。
靖国神社のご祭神を暴力団の友人や愛人でもあるかのように扱っているのだ。
首相になった安倍氏の犯した最大の誤りであるが、それが慣例
でもあるかのように麻生氏も踏襲している。
支持率低下は一国の首相としての自覚を欠く安倍、麻生両氏への
ご祭神の怒りと失望の反映でもある。麻生氏は直ちに悔い改め、首相
在任中に靖国神社参拝を実行されたい。
もうひとつ気になることがあった。
麻生太郎オフィシャルサイトに、「講演・論文 2006年8月8日 靖国に
弥栄(いやさか)あれ 麻生 太郎」というのがある。
別なところでA級戦犯を排除するなどといっており、戦死者とは何かが
わかっていないので全面的な賛成はできないが、取り敢えずその言やよし
としよう。
しかし、一国の総理ともあろう者がブログに西暦を書いている軽さは
なんだろう。日本人の一人してとても気が重い。
李鵬が平成7年頃、オーストラリア首相であったポール・キーティングに、
「日本という国は40年後にはなくなってしまうかもわからない」あるいは
「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」といった内容の発言をしたと
されているが、嬉々として西暦を使い李鵬の予言を実現したいのだろうか。
いやしくも一国の首相たるものは、平成の年号を使い天皇陛下と日本
国民の弥栄(いやさか)を願ってもらわねば困るのだ。