■日 時 2007年11月2日(金)
第1部 午後1時開場/2時開会(5時終了予定)
第2部 午後5時半開場/6時開会(8時半終了予定)
■会 場 有楽町朝日ホール(マリオン)
■入場料 全日通し券=3000円 第1部・第2部のみ=2000円
*全席自由・入替制
──後藤新平を、見る、知る、語る!──
明治から昭和に至る激動期に、経済・社会の近代化にむけ、鉄道・道路・上下水道・
電力・郵便・放送・教育などのインフラ整備に辣腕をふるい、近代日本の礎を築いた後
藤新平(1857-1929)。生誕150周年の今年、現代に通じる国内での業績ばかりでなく、
台湾・満洲などの旧植民地行政、そして日本外交史に彼が遺したスケールの大きな仕事
に、新たな注目が集まりつつある。
第1部・リレー講演「後藤新平の『全仕事』」では、後藤新平の主要な業績を各方面の
第一人者が紹介し、多岐にわたる後藤の仕事の全貌と、それらを貫いていたものとは何
だったかを考える。第2部・シンポジウム「今、日本をどう立て直すのか」では、百年先
を見越した構想を打ち出した後藤にならい、現代日本の直面する問題を徹底討論し、長
期的な展望のなかで、日本の未来像を考えてみたい。
〈特別映像〉として、第1部では、日本アニメの先駆者・幸内純一による後藤新平の啓
蒙映画「映画演説 政治の倫理化」(1926年)を、講談師・神田紅を弁士に迎え、活き活
きと甦らせる。また、李登輝氏単独インタビューや、存命中の後藤の貴重な映像を織り
交ぜた第2部の「映像で見る後藤新平」も見逃せない。
■プログラム
〈第1部 リレー講演〉後藤新平の「全仕事」
公衆衛生から鉄道・都市計画・電力・郵便・放送・教育などの内政、台湾経営・満洲
経営、そしてユーラシア全体を視野に治めた世界構想まで、後藤新平の「仕事」の遠大
な広がりと、その活動の多面性は計り知れない。第1部では、各領域の第一人者を招いて、
後藤新平の「仕事」の全てを具体的に紹介し、その背後に一貫するものを問う。
14:00 〈特別映像〉アニメ「映画演説 政治の倫理化」
(幸内純一監督。1926年。約30分)
弁士=神田紅 氏/音楽=金大偉 氏
14:30 〈問題提起〉
「公衆衛生と医療」 岡田晴恵 氏(国立感染症研究所研究員)
「台湾・満洲経営」 小林英夫 氏(早稲田大学教授)
「情報とメディア」 橋本五郎 氏(読売新聞特別編集委員)
「都市計画」 藤森照信 氏(東京大学教授)
「内政と外交」 御厨 貴 氏(東京大学教授)
17:00 終了予定
〈第2部 シンポジウム〉今、日本をどう立て直すのか──後藤新平から学ぶ
第1部で具体的に示された後藤新平の「全仕事」。百年の視野のもとに行なわれたそれ
らの仕事に学んで、今われわれは、百年先の日本のビジョンをいかに描くのか。
後藤新平の仕事を貫いていた「自治」と「公共」を、あらためて今の世に問い、日本
を立て直す方途を徹底討論する。
18:00 〈特別映像〉「映像で見る後藤新平」
18:30 〈問題提起〉(司会)橋本五郎 氏
大宅映子 氏(評論家)
小倉和夫 氏(元フランス・韓国大使)
粕谷一希 氏(当会代表幹事・評論家)
佐藤 優 氏(外務省元主任分析官)
塩川正十郎 氏(元財務大臣)
19:30 〈ディスカッション〉
20:30 終了予定
■チケットお申込・お問合せ
「住所・氏名・電話番号・枚数・全日/1/2部」を明記のうえ、下記までお申し込み下
さい。折り返し、チケットと支払方法をお送りします。
*「後藤新平の会」事務局
〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町523 藤原書店内
チケット専用フリーコールFAX 0120-945-954
電話:03-5272-0301 メール:info@goto-shimpei.org
またはメール送信フォームからお問合せ下さい。
■主 催 後藤新平の会
●メルマガのお申し込み・バックナンバーはホームページから
http://www.ritouki.jp/
●投稿はこちらに
ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会
の活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
●編集発行人:柚原正敬