【7月25日 毎日新聞】
【台北・庄司哲也】日本の対台湾窓口機関の交流協会台北事務所の新代表、斎藤正樹
氏(64)が24日、同事務所で着任会見を行い、「日本、台湾のために努力したい」と抱
負を語った。
尖閣諸島付近で台湾の遊漁船が日本の巡視船と接触し沈没した事故を受け、台湾側が
中断したままになっている漁業交渉の再開を日本側に求めていることについて、斎藤代
表は「既に日本側から問題を挙げ、台湾の反応をみている状況だ。ボールは台湾側にあ
る」との認識を示した。