【11月27日 メルマガ「台湾の声」】(文末に抗議呼びかけがあります)
知事発言のどこが「政府見解のとおり」?
李登輝学校日本校友会 理事長 片木 裕一
金子長崎県知事の9月12日の記者会見発や、追加された注釈については改めて説明する
必要はないと思う。しかし県や国際課が実際のところ、どう考え対処しようとしている
のか確認したいと思い、18日夕方、県の国際課へ電話をかけました。
回答は実に味気なく、二言目には「日本政府の見解どおり」を繰り返すばかり。しか
し人間だから本音? が垣間見えたところも……。
「あの内容(アンダーバーを引いたところ)をそのまま解釈したら、政府見解と異な
る、即ち間違いではないか」との問いに、「そうですね……」と一瞬同意、すぐもとの
定型発言には戻りましたが。
*問題にしたアンダーバーの箇所は、「あくまでも私たちは、中国は一つの国というふ
うにみなしている。そして台湾はそれの一つの地方機関と見ているから」という部分
で、これに関する注釈は「台湾に関する県の認識は、日本政府の見解と相違なく、台
湾を『地域』としてとらえ、『国』ではないという趣旨で発言したものです。」とい
うもの。
この注釈では、台湾はどこにも属さない地域、とは到底解釈できません。電話のやり
とりをまとめると、以下のとおり。
「9月12日の記者会見で、台湾の……」と伝えると、少々お待ちください、でイナダ
さんに代わる。
私:「あの会見のアンダーバーのところと、注釈の関連をお尋ねしたい」「あそこでは
『台湾は中国の一地方機関』と明言してますよね、注釈では『日本政府の見解と相違
ない』とあるが、具体的にはどういうことですか?」
イナダ氏:「文字通り『日本政府の見解と相違ない』ということです。中華民国は国と
は認めていないから、地域ということです。」
私:「長崎県や知事は『台湾は中国の一地方機関』との認識ですか?」
イナダ氏:「長崎県も知事も日本政府の見解と相違ない、ということです。」
私:「政府見解は『台湾は中国の一部である、という中国の主張を理解・尊重するが、
承認はしてない』ですよね、その認識で間違いないですよね?」
イナダ氏:「政府見解のとおりです。」
私:「アンダーバーの部分を普通に読むと、台湾は中国の一地方、としか解釈できませ
んが……」
イナダ氏:「基本的に話した内容をそのまま記録しているので、誤解を招きやすい表現
があってもそのまま掲示している。だから注釈を入れました。」
私:「誤解しやすい、ではなく、それしか解釈できないと思うのですが……」
イナダ氏:「同様の意見もいただいています。だから『日本政府の見解と相違ない』と
入れました。」
私:「では、長崎県も知事も台湾はどこにも属さない地域である、という認識ですね?」
イナダ氏:「長崎県も知事も政府見解と相違ありません」
私:「では、あのアンダーバーの部分は素直に読んだら政府見解とは異なってしまう、
要は『間違い』ではないでしょうか」
イナダ氏:「そうですね……あくまで政府見解のとおりです。」
私:「じゃ、台湾はどこにも属さない地域である、と注釈を出せばいいのでは?」
イナダ氏:「政府見解のとおり、で十分と思う。」
彼らも真実は理解しています。どうしたら「鎮静化」できるかも分かっています。し
かし明文化できない、言葉に出せない。これが「日中友好」ならば、それは違う。
追い詰められた法律違反者が「法律のとおり」といっているに等しい。
金子知事は「台湾は中国の一地方機関」といっているのだから、それはあきらかに政
府見解違反です。違反した以上は、発言の撤回、訂正を行うよう伝えましょう。
【長崎問題】電話で長崎県国際課のウソを破る方法を教えます
読者の皆様
長崎県の金子知事の発言「台湾は中国の一地方政府、一地方機関」と発言しましたが、
長崎県国際課は「地方政府」「地方機関」は、「地域」の意味でいったとし、台湾を
「国家」ではなく「地域」とする政府見解と同じだと説明しています。
一度国際課に電話してください。
「発言を撤回しろ」「HPにI訂正文を入れろ」と要求すると、必ず「知事の発言は政
府見解どおりだ」として拒否します。
しかし金子知事は「中国の……」とはっきり言ったのです。
では「中国の地域」といったのでしょうか。それなら「政府見解と同じ」ではありま
せん。政府の見解は、「台湾はアジアの一地域、世界の一地域」であって「中国の一地
域」ではありません。
そこで国際課には「ウソをつくな」「責任を取って訂正しろ」と要求してください。
嘘をつく人間の名前も聞き出してください。
台湾の声編集部
■長崎県国際課(媚中事件担当)
〒850-8570 長崎市江戸町2-13
TEL:095-895-2087 FAX:095-827-2487
メール:s00740@pref.nagasaki.lg.jp
■金子原二郎長崎県知事
https://www.pref.nagasaki.jp/koho/goiken/goiken_form.php?nshu=2
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――3>> 12月5日(金)、本会福島県支部などが戸塚宏氏を講師に講演会と忘年会
演題は「教育荒廃の本質」
日本を考える25日会忘年会のご案内
いよいよ忘年会の季節になりました。皆様にはお変りなくお過ごしのことと御推察い
たします。今年は戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏氏をお招きして「教育荒廃の本質」
というタイトルで講演会を開きます。親子関係の友達化はだめ、躾(しつけ)を大事に
した親子関係が必要と説く。すでに600人の情緒障害児をヨット訓練で更生させている
熱心な教育者です。皆様方のご来場を心よりお待ち申し上げます。
■日 時:平成20年12月5日(金) 午後6時30分から
■場 所:林’養魚場 にじます亭
福島県西白河郡西郷村後原66
■講 師:戸塚宏氏
名古屋大学工学部機械工学科入学、ヨット部に入り、キャプテンとして活躍。
卒業後、各種国際ヨットレースに参加。昭和50年には沖縄海洋博記念「太平
洋−沖縄・単独横断レース」で41日間という驚異的世界記録で優勝。同51年、
戸塚ヨットスクールを開校した。昭和15年生まれ。
■懇親会:講演終了後
■会 費:3,500円
■主 催:日本を考える25日会(代表:林 慎平)
■共 催:日本道の会福島県支部(支部長:小林美知夫)
日本再生同志の会(支部長:大槻 隆)
日本李登輝友の会福島県支部(支部長:林 慎平)
日本会議福島県南支部(支部長:野地純一)
正しいかなづかひの会福島県支部(支部長:高久哲雄)
■事務局:林’養魚場(担当:佐々木)
TEL:0248-25-2041 0248-21-7158
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本会へのご入会申し込みフォームをホームページに設けています。これでお手軽にご
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