【2月6日 台湾国際放送ニュース】
日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の齋藤正樹代表が6日、日本は台湾の国際
組織参与に積極的に協力していると述べた。昨年、台湾と日本は釣魚台列島(日本名、尖
閣諸島)海域における日本海上保安庁の巡視船と台湾の遊漁船との衝突事件の影響で関係
がぎくしゃくした。中華民国政府は台湾と日本との関係を改善するため、今年を「台湾日
本特殊なパートナーシップ促進年」と定め、日本との各方面における関係拡大に積極的に
取り組んでいる。
交流協会台北事務所の齋藤正樹代表は6日、台湾国際放送の運営母体である中央放送局
の単独インタビューを受けた際、日本はこれを歓迎するとともに、台湾と同様の努力もす
ると述べた。
齋藤正樹代表は双方の青年が互いの国でアルバイトできるワーキングホリデー制度、ま
たは台湾の青少年による日本訪問定員枠の拡大などの具体的な例を挙げて、台湾との交流
強化を説明した。昨年、日本は台湾の青年60人の日本訪問を招待したが、今年、その規模
を120人に拡大した。
齋藤代表はまた、台湾と日本は良好な関係にあり、日本は台湾によるWHO世界保健機関、及びWHA世界保健総会などを含む国際組織への参与を支持していると述べた。