同者を募っています。
ご承知のように、大東亜戦争には約20万名の台湾出身者が軍人・軍属として出征し、
30,304名がその尊い命を日本のために捧げられました。
現在、台湾では、台中の宝覚禅寺、烏来の高砂義勇隊慰霊碑、新竹・北埔の南天山済化
宮、高雄の戦争と和平記念公園の4ヵ所で台湾出身戦歿者が祀られていると言われています。
日本では、靖國神社に台湾出身戦歿者のうちの27,864柱がご祭神として祀られ、一日も
欠かすことなく慰霊の誠が捧げられております。また、東京・奥多摩の笠松展望園にも台
湾出身戦歿者慰霊祭奉仕会により建立された慰霊碑(1975年建立)と蕃刀を象った慰霊塔
(1983年建立)があり、広島市南区・比治山(ひじやま)公園の陸軍墓地内にも台湾出身
戦歿者が祀られていると言われています。
台湾と日本本土より歴史を共有し、地理的にも近い沖縄には台湾出身者も数多く住んで
おり、その沖縄に「台湾人戦没者慰霊の塔」を建立しようという活動は、すでに昨年10月
12日、沖縄県議会においてに建立を進める陳情の採択でいっそう活発になっているそうです。
1月15日に「台湾側の財政措置を得るため政府関係者に提出する予定」(趣意書)だそう
で、それまでに1000通の賛同者を集めたいとのことで、1月4日現在、916通の賛同者が集ま
っているそうです。賛同署名は下記のフォームから簡単にできます。
下記に「賛同のお願い」を掲載します。趣旨にご賛同いただける場合はご署名のほどよ
ろしくお願いします。
◆賛同署名フォーム
http://goo.gl/Thj7B
◆台湾人戦没者慰霊の塔を沖縄に!【facebook署名】
https://www.facebook.com/from.okinawa.to.taiwan
◆連絡先:台湾人戦没者慰霊の塔建立委員会事務局
taiwanjinirei@gmail.com
台湾人戦没者慰霊の塔建立実現に向け、賛同のお願い
https://www.facebook.com/from.okinawa.to.taiwan/info
*日本語版と漢文版を併載しています。
平成24年10月12日、沖縄県議会において、「台湾人戦没者慰霊の塔」建立に関する陳情
が全会一致で採択されました。
それに先立ち平成 23 年12月1日には、台湾・基隆市和平島公園にて、日台の有志により
「琉球ウミンチュの像」の建立が実現しました。
「琉球ウミンチュの像」は、日本統治時代の台湾において漁法を伝え、台湾の人たちと
生き抜いた沖縄県出身の漁民を慰霊するために作られたものです。
平成23年3 月 11 日、未曾有の大震災が東日本を襲いました。台湾はその時、200 億円
もの義援金という形で援助の手を差し伸べてくれました。総人口や物価を考えると、この
金額はかなりの額です。
多くの日本人は台湾に感謝しました。しかし、台湾に対して自分たちは何が出来るの
か? 多くの日本人は、そこで悩んでしまいます。
そこで私たちは考えました。
先の大戦にて日本人として亡くなっていった、台湾の人たち。日本人はあまり意識して
いませんが、あの時代、そういう人たちがいたのです。
台湾の人たちが今、漁法を伝えた沖縄人を慰霊する碑を建てたならば、今度は我々が日
本、それも沖縄より、亡くなっていった台湾人の方たちへ哀悼の意を表す慰霊碑を建てる
べきじゃないのか。
「琉球ウミンチュの像」建立は、幾多の苦労がありましたが、日台の多くの人たちの熱
い想いで実現しました。
今度は台湾に感謝している我々が行動する番です。それにはまず、これをお読みになっ
ている、あなたの賛同が必要です。
「琉球ウミンチュの像」と沖縄の「台湾人戦没者慰霊の塔」が、日台交流の証となると
共に、台湾の尖閣諸島への漁業権の問題解決の一助となればと、願っています。
今後、実現するためには場所の使用承諾等に加え、建設資金の調達などの課題はありま
すが、日本国内においてさらに多く賛同を得、また台湾側の建立意思を得ることができる
よう取り組みを進めてまいります。
その結果、両国間の友情の絆がさらに強くなることを確信しております。
なお、賛同者のお名前の一覧は、来年1月を目途に台湾側の財政措置を得るため政府関
係者に提出する予定です。
本趣旨にご理解をいただき、ご賛同くださるよう心からお願い申し上げます。
2012年11月11日
台湾人戦没者慰霊の塔建立委員会