運航することをお伝えした際、達増拓也(たっそ・たくや)知事が17日に行われた記念式典に出席
後、午後5時40分発の便で訪台、国際定期便の運航要請や観光客誘致のトップセールスを行う予定
であることをお伝えした。
達増知事は訪台中、800年の時を経て開花したという貴重な「中尊寺ハス」の株を岩手県と台湾
の友好の証しとして台北市政府に寄贈したという。「海外への株分けは、台湾が唯一」と交流協会
台北事務所が伝えているのでご紹介したい。
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岩手県・復興の花「中尊寺ハス」の台北市への寄贈について
【交流協会台北事務所:2014年4月24日】
http://www.koryu.or.jp/taipei/ez3_contents.nsf/Top/652B16CDEEE4253A49257CC40030507C?OpenDocument
4月19日、達増拓也・岩手県知事をはじめとする岩手県の台湾訪問団は、東日本大震災に対する
台湾からの支援に対する感謝、また岩手県と台湾の友好の証しとして、復興の花「中尊寺ハス」を
台北市政府に寄贈(株分け)しました。
「中尊寺ハス」は、1950年、中尊寺金色堂に安置されている奥州藤原氏第四代藤原泰衡の首桶の
中から発見された蓮の種が、1993年に発芽、1998年に開花したものです。2011年3月の東日本大震
災、同年6月の中尊寺のユネスコ世界文化遺産登録の後、800年の時を経て開花した、鎮魂と復興を
象徴する花として、「復興の花『中尊寺ハス』を広める会」が中心となり、東日本大震災の沿岸被
災地に株分けされています。海外への株分けは、台湾が唯一です。
達増拓也・岩手県知事は、東日本大震災に対する台湾からの友情溢れる破格の支援に対して感謝
するとともに、「復興の象徴である『中尊寺ハス』が岩手県と台湾の絆の証しになると確信しま
す」と挨拶し、陳永仁・台北市政府秘書長に株を渡しました。
北投図書館前の噴水池に植えられた「中尊寺ハス」は、日台の絆の証しとして、開花が期待され
ます。