携に関する覚書」を締結することを伝えるニュースを紹介しました。
22日、亀山市長は今井利雄・産業経済部長などとともに21日に続いて雲林県の水情センターを訪
れ、張皇珍・雲林県副県長、許忠富・麦寮郷長、黄意玲・古坑郷長、謝淑亜・斗六市長、林文彬・
虎尾鎮長、張勝智・北港鎮長(1県、1市、2鎮、2郷)とそれぞれ「友好協力に関する覚書」を締結
しました。
雲林県政府は、その模様について下記のように報道しています。
◆雲林縣與日本桐生市22日簽署「友好合作關係備忘録」【雲林縣政府新聞參考資料 104.10.22】
http://www.yunlin.gov.tw/News/detail.asp?id=201510220001
この報道では、動画も見ることができますが、雲林県側の張皇珍・雲林県副県長ら6人と亀山豊
文市長が調印した「友好協力に関する覚書」を持って写っている写真が掲載されています。写真の
7人は左から、許忠富・麦寮郷長、黄意玲・古坑郷長、謝淑亜・斗六市長、張皇珍・雲林県副県
長、亀山豊文・桐生市長、林文彬・虎尾鎮長、張勝智・北港鎮長です。
なお、この覚書締結とともに、桐生市は雲林縣政府と虎尾科技大学と産業協力の新たなチャンス
を作り出そうと「2015 雲林県と群馬県桐生市の産業発展交流フォーラム」を招集したそうです。
「台湾週報」でもこの締結に伝えていますので下記にご紹介します。
前号でも記しましたが、桐生市と雲林県の「友好協力覚書」の締結により、日台間の姉妹都市や
友好交流都市などの自治体同士の提携は38件目となります。
その中でも群馬県は台湾との交流が盛んで、これで台湾との都市間提携は6件にのぼり、日本の
自治体として台湾との提携がもっとも多い県となります。
・2012年12月17日 群馬県と彰化県が友好協力協定を締結。
・2012年12月18日 群馬県と台中市が友好協力協定を締結。
・2013年03月04日 群馬県と高雄市が友好協力協定を締結。
・2013年12月13日 群馬県みなかみ町が台南市と友好都市協定を締結。
・2014年11月07日 群馬県渋川市が彰化県社頭郷と友好交流協定を締結。
・2015年10月22日 群馬県桐生市が雲林県6自治体と友好協力覚書を締結。
◆日台姉妹交流
http://www.ritouki.jp/index.php/activity/sister-city/
雲林県が日本の群馬県桐生市と協力覚書締結
【台湾週報:2015年10月23日】
「仲間が力を合わせれば百人力だ」――台湾中部、雲林県と日本の群馬県桐生市は22日、協力覚
書を交わし、友好関係を結んだ。伝統的な絹織物「桐生織」で有名な桐生市と、台湾のタオルの一
大産地、雲林県虎尾鎮が似ており、また桐生市が積極的にグリーンエネルギーに注力すると同様に
雲林が「グリーンエネの首都」を目指していることが縁となった。日本側はフォーラムを招集し、
台日産業協力の新たなチャンスを作り出したい考え。覚書は張皇珍・雲林県副県長(副知事)と亀
山豊文・桐生市長が署名した。
双方は今後、経済や貿易、科学技術、文化、教育、観光などの分野で交流を強化すると同時に、
双方の大学共同で人材育成に取り組む。
桐生市の亀山市長は、桐生と雲林は同様に少子化や若者の地元離れといった困難に直面し、地元
の人材を引き止めることが現在最大の目標だと語った。このため、海外で同じような背景を持ち似
たタイプの都市との協力を戦略に据え、特に台湾と協力することで、ともに経済的な発展が推し進
められることを期待すると語った。