た内外の企業、団体、個人を対象に贈っている。
2016年は日本国内より千葉県の森田健作知事、東京杉並区の田中良区長、俳優の永瀬正敏氏、南
海放送、東武ワールドスクウェアなど17の団体や個人が受賞している。今年は全世界で89の企業・
団体・個人が受賞したという。
去る2月19日、台北市の圓山大飯店で「2016台湾観光節慶祝大会」が開催され、「台湾観光貢献
賞」受賞者にクリスタルの盾を贈る授与式が行われた。
産経新聞は、森田知事がこの授与式に参加できなかったため、今月中に国内で賞を伝達する方向
で調整していると伝え、「県内の農林水産物の輸入規制解除を台湾政府に働きかけるため、5月頃
までに台湾を訪問する方向で調整を進めている」とも報じている。
千葉知事に台湾観光貢献賞 「トップセールスの成果」
【産経新聞:2016年3月4日】
台湾の観光振興に多大な貢献をしたとして、森田健作知事は、台湾交通部観光局(観光庁に相
当)の「2016台湾観光貢献賞」を受賞した。森田知事は先月に台湾で開催された授与式に公務で出
席できなかったため、台湾観光協会東京事務所の関係者が今月中に国内で賞を伝達する方向で調整
している。
同事務所などによると、同賞は観光振興に大きな貢献をした台湾内外の団体・個人に対し、旧暦
1月15日の元宵(げんしょう)節にちなんで制定された「観光節」に合わせ毎年贈られる。日本国
内ではこれまで、岩手県や盛岡市、産経新聞社などが受賞している。
森田知事はこれまでトップセールスで台湾に2回訪問。「ウィンウィン(相互利益)の関係が大
事だ」と主張し、誘客だけでなく、台湾のイメージアップに貢献したことなどが評価されたとみら
れる。県関係者は「トップセールスの成果の一つだ。さらに友好を深めたい」としている。
今年のトップセールスで森田知事は、県内の農林水産物の輸入規制解除を台湾政府に働きかける
ため、5月頃までに台湾を訪問する方向で調整を進めている。