【報告】「中国の民族区域自治制度とウイグルジェノサイドの実態」シンポジウム

「中国の民族区域自治制度とウイグルジェノサイドの実態」シンポジウム参加報告

林省吾(在日台湾同郷会常務理事)

2月25日、衆議院第一議員会館で開催されたシンポジウム「中国の民族区域自治制度とウイグルジェノサイドの実態」(日本ウイグル協会主催)に参加し、最後のセッションにパネリストとして登壇しましたので、簡単にご報告いたします。

私からの最初の発言では、「台湾人はジェノサイドの経験者である」という、台湾人自身も忘れつつある事実を提起しました。

中華民国という中国由来の政権の下で発生した二・二八事件、白色テロ、戒厳令体制などを通じ、台湾人が深刻な迫害を受け、母語である台湾語の衰退を余儀なくされた歴史について説明しました。

さらに、現在も台湾人のアイデンティティの混乱が続いている状況につけ込み、中国が親中政党である中国国民党や民衆党に影響力を及ぼし、中国国籍を持つ立法委員を誕生させた事例について触れました。

これは分断工作を通じて台湾社会の内紛を誘発することを目的としたものだと指摘しました。

当日は国会議員の石橋林太郎先生、石平先生、元衆議院議員の長尾敬先生も参加されていました。

そのため「日本にしてほしいこと」という設問に対し、私は「日本版台湾関係法の制定を検討してほしい」と率直に提起しました。

立法が直ちに難しい場合でも、少なくとも実務レベルでの制度的な擦り合わせを進めてほしいと述べました。

台湾を物理的に守ることは、日本自身を守ること、ひいては各民族を守ることにもつながるという点を強調しました。


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