第2回鄭南榕先生を偲ぶ集いを駐日台湾代表処が後援〈申込締切:3月27日〉

記念講演は黄文雄氏と宮崎正弘氏、協賛に三島由紀夫研究会

 昨年に引き続き、ご命日目前の来る4月1日に「台湾建国烈士 鄭南榕先生を偲ぶ集い」が
開催される。
 先週、台北駐日経済文化代表処から連絡があり今年も後援を快諾していただいた。今年
は三島由紀夫研究会の協賛もいただき、多士済々の方々に参集いただけそうである。

 今年の講師は、鄭南榕烈士と交流があった黄文雄氏と、鄭南榕烈士が焼身自決された当
時から「台湾の三島由紀夫」と称されていたことにちなみ、三島由紀夫烈士が自決された
11月25日「憂国忌」を実行委員会の統括責任者として斎行されてきた宮崎正弘氏。

 当日は、昨年と同様、鄭南榕烈士夫人で、現在、高雄市長(前行政院副院長)をつとめ
る葉菊蘭氏や鄭南榕基金会前理事長で詩人の李敏勇氏らからの祭電が披露された後、祭文
を奏上、続いて参加者による献花、そして記念講演となる予定だ。

 なお、本年から鄭南榕顕彰会の主催となっている。奮ってご参加ください。 (編集部)

*準備の都合上、ご参加の方は懇親会への出欠も含め、3月27日(月)までお申し込みくだ
 さい。

【鄭南榕先生略歴】
1947年(昭和22年)9月12日、台湾・宜蘭県において父鄭木森氏、母謝恵琛女史の長男と
して生まれる。成功大学工学科、輔仁大学哲学科、台湾大学哲学科を経て、1972年(同47
年)、葉菊蘭女史と結婚、一女竹梅さんをもうける。白色テロの横行する戒厳令下の1984
年(同59年)、自由時代社を創設して週刊誌『自由時代』を発行。1986年(同61年)、台
湾民主党の発足準備に着手して民主進歩党結成の基礎を築く。1987年(同62年)2月、二
二八和平日促進会を結成し、台湾戦後史の中で初めて公の場で二二八事件の真相究明を訴
え、4月、初めて公然と台湾の独立を主張。1988年(同63年)11月、台湾新国家和平運動
の指導者の一人として全国遊説。12月、『自由時代』に許世楷・台湾独立建国聯盟総本部
主席起草の「台湾共和国憲法草案」を掲載。1989年(平成元年)、高等検察庁から反乱罪
容疑で出頭を命ぜられるも、「言論の自由」を求めて自由時代社に立て籠り、4月7日、
逮捕のため出動した警官隊に包囲される中、自らにガソリンをかけて焼身自決。


■日 時  平成18年4月1日(土) 午後2時30分〜7時30分(開場:2時)

■会 場  文京区民センター 3F 3A 
      東京都文京区本郷4-15-14  TEL:03-3814-6731
      (文京シビックセンターの斜向い)
【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
    東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
    JR総武中央線「水道橋駅」徒歩10分

■講 演  黄 文雄先生(評論家、拓殖大学日本文化研究所客員教授)
      「国士鄭南榕の自焚の意味するもの」
      宮崎正弘先生(作家、評論家)
      「国士鄭南榕と三島由紀夫について思うこと」

■参加費  1000円

■懇親会  同会場にて、午後5時30分〜7時30分(懇親会費:2000円)

■主 催  鄭南榕顕彰会(日台交流教育会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム)

■後 援  台北駐日経済文化代表処、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台湾独立建国
      聯盟日本本部、日本台湾医師連合、怡友会

■協 賛  三島由紀夫研究会

■お申込  3月27日(月)まで、FAXかメールにて、日本李登輝友の会まで
      TEL 03-5211-8838 FAX 03-5211-8810
      E-mail:ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp


第2回台湾建国烈士 鄭南榕先生を偲ぶ集い 申込書

ご氏名:                TEL:

懇親会:出席 欠席(いずれかに○をつけてください)