中国の影響下に立つ日本テレビに世論の圧力をー偽装「中国地図」の追放が中国宣伝工作の打破に繋がる

日本テレビはひどすぎる。
台湾は中国の領土ではない!
誤報の訂正を求めよう!

視聴者センター 03−6215−4444

「NEWS ZERO」への意見
https://www.ntv.co.jp/zero/form1/entry.html

「デイリープラネット」(日テレNEWS24)への意見
http://www.news24.jp/news24/contact.html

                   台湾の声編集部

以下はブログ「台湾は日本の生命線!」より。
ブログでは問題の地図数点の写真を見ることができる。

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/
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中国の影響下に立つ日本テレビに世論の圧力を
ー偽装「中国地図」の追放が中国宣伝工作の打破に繋がる 

■これは中国の宣伝への加担と言う重大誤報問題 

日本テレビのニュース番組がウイグル問題を伝える際に映し出す中国地図には台湾も中国領土として描かれている。

これは重大な誤報なのだが、それのどこが問題かについて日本人の多くはよくわかっていない。

日中共同声明で「日本は台湾の中華民国ではなく、中華人民共和国を承認しているのだから、台湾はその領土となる」との誤解も広く見られるが、「承認」と言うのは「日本はどちらの中国政権を承認するか」との政府承認の問題であって、台湾の領有問題とは一切関係ないのだ。

そこでまず理解しなければならないのは次の点だ。

一、日本政府の立場…台湾は中国の一部ではない。なぜなら実際に違うからだ。

二、中国政府の立場…台湾は中国の神聖不可分の領土だ。台湾を併呑したいから、そうしたでっち上げの宣伝する。

では日本テレビはと言うと、完全に中国政府の立場に立ち、台湾侵略を正当化する政治宣伝に加担している。

■誤報地図に見る中国と日本メディアとの異常な主従関係

そもそも中国の対外宣伝工作とはどう言うものか。たとえば対日宣伝なら、先ずは日本のメディアに宣伝を代行させるのである。日本メディアは中国を敵視するな、台湾独立の陰謀を止めろ等々の所謂「日中記者交換協定」を作り出したのもそのためだが、日本テレビはそれに与しているとしか言いようがない。

同局七月二十九日の「NEWS ZERO」が「台湾入り中国地図」を用いたため、八月三日に私が抗議を行ったところ、番組プロデューサーのA氏が今後同様の地図を使っていいものかどうかについて検討すると約束したことは、同日の本ブログの記事「日本テレビが誤報!−中国のクレーム恐れて『台湾入り中国地図』」で報告したとおり。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-840.html

気になるのはA氏が、決して地図の誤りをはっきりと認めなかったことだ。マスコミとして「誤報」を認めたくないのもあろうが、中国の逆鱗に触れたくないとの判断もあるのではないだろうか。

とにかく中国と日本メディア各社との「主従関係」は強固である。そうした異常な「関係」がなければ、あれほど「異常」な地図を使用することはないと考えている。

■うっかりミスとは思えないーまだある偽装「中国地図」

とにかくこれは日本テレビの「うっかりミス」などではない。さらに下の二例もある。

(1)これは本ブログ読者の指摘で知ったのだが、七月十二日のニュース「新疆ウイグル自治区の暴動、背景に経済格差」も「台湾入り地図」を出している。

その映像 http://www.news24.jp/articles/2009/07/12/10139474.html#

(2)CS放送のニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」が七月二十一日に放送した「デイリープラネット」の「プラネット・View」のコーナーにおける「ウイグル暴動から見る中国の民族問題」では朱建栄・東洋学園大学教授が出演。そこで用いられた中国地図にも台湾が入っている。

その映像 http://www.news24.jp/articles/2009/07/21/10140090.html#

そこで私は八月五日、これらの誤報を指摘するため同局視聴者センターに電話を掛けた。

(1)については「『NEWS ZERO』が作ったものかも知れない。(交渉は)A氏に統一した方がいい」とのこと(その後わかったが、これも「ZERO」の制作だった)。

しかしA氏は「不在」なり「会議中」などの理由で、結局はつかまらなかった。

■「中国の立場で作った」と漏らした「日テレNEWS24」

(2)については、「日テレNEWS24」の担当者が電話に出たのだが、はっきり言って一般日本人の例の漏れず、台湾の帰属問題に対して誤解していた。「日本政府は北京を唯一の中国政府と承認している。それに基づいている」と言って、地図を正当化した。かつてA氏が言っていたことと同じである。

そこで、「日本政府は台湾を中国領土とは承認していない」ことを説明し、納得させたのだが、それでも「いろいろな意見がある。中国は『台湾と中国は同じ国』と言う立場であり、その立場に基づいて地図を作った…」などと言い出した。これが本当のところだろう。「中国の意向にも配慮しなければならない」と言う意味である。

そこで私が「日本テレビは中国の立場に立つのか」と切り出したら、相手は慌てて発言を撤回した。

しかしそれでも、「間違っているから(サイトから映像を)削除する、と言う判断までには行かない」などと無責任なことを言い張る。

「今後局としてどうするかの検討を」と求めたところ、「そうする」と。しかし「検討結果が出たら教えてほしい」との要請には、「今後の日本テレビの番組を見てほしい」との回答。逃げる気だ。

■抗議を!−必要なのは世論の圧力の積み重ねだ

それで私が「国民に誤った地理情報を押し付けているとの認識はないのか」と言うと、「後日教える。待っていてくれ」とのことだ。

私は「今後あのような地図を出さないとなれば、中国は怒ることになる。それでも検討できるのか」と聞くと、「我々は客観報道をやっているのであって、中国に配慮するなどと言うことはない」と言い切った(しかし「日本政府からも独立している」と言って、しっかりバランスもとっている)。

そこまで言ったのだから、しっかりとした検討結果を待ちたい。

ただし、こうした中国地図の問題で抗議運動を従来受けたことのない日本テレビは、このまま逃げる可能性が高い。

問題は国民に多大な影響力を持つマスコミを中国の影響下から引き戻すことにある。それを行うには世論の圧力の積み重ねが必要につき、日本テレビへの抗議に協力してほしい。

「NEWS ZERO」(7月12日/29日)と「デイリープラネット」(7月21日)が「台湾入り中国地図」を映し出したことは「誤報」であり、「侵略国家である中国の政治宣伝への加担」であり、明らかに「中国の利益のために行う国民への背信」であると訴えてほしいのだ。

世論が黙っている限り、日本テレビの有害なる対中屈服姿勢は変わらない。偽装「中国地図」の日本からの追放は、中国の宣伝工作の打破に繋がる。

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<都内8、9日の行事に参加を!>

【8日】台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)第125回定例会

■ 講 師 水島総氏 (日本チャンネル桜代表/映画監督)
■ 演 題 「JAPANデビュー」で見られたメディア犯罪の実態と今後の動向 

日本の伝統文化の復興と保持を目指し、日本人本来の「心」を取り戻すための衛星放送「日本文化チャンネル桜」が、歴史捏造によって「台湾は反日国家」との印象操作を行ったNHK「JAPANデビュー」への抗議キャンペーンを行うとともに、NHKが敢えて歪めた台湾の日本語世代の日本への思いを戦後生まれの日本人に紹介している。そこで今回は同局代表で「NHK『JAPANデビュー』を考える国民の会」代表も努める水島総氏をお迎えし、親中国放送局群によって進行中のメディア犯罪問題について話していただく。

参考ー水島総氏出演のチャンネル桜の番組動画
【直言極言】NHKからの抗議は名誉毀損・営業妨害である[桜 H21/7/25] http://www.youtube.com/watch?v=P1J0JeGhBRI

                    記

【日 時】 8月8日(土)午後5時45分〜8時

【場 所】 文京シビックセンター3F会議室 (文京区民センターの斜向かい)
      JR「水道橋駅」徒歩10分  
      都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分

【参加費】 会員 500円 一般 1,000円

【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費 3,500円、学生 1,000円)

【問合せ】  090−4138−6397

■会員募集中 年会費2,000円(定例会会場でも受け付けます)

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【9日】外登証問題解決!「台湾正名運動祝賀会」のご案内
    日本人と台湾人は団結せよ!

謹啓 盛夏の候ますますご清祥のことと拝察申し上げます。

 さて、ご高承のように、去る7月8日、改正入管法が成立したことで、ついに私どもの悲願だった外登証問題が解決いたしました。
 翌9日付の台湾紙「自由時報」がいち早く「在日台湾人が中国国籍として登録されるよ
うなことはこれからはなくなる」と、昨年12月の新宿での署名活動の写真とともに報じ、また10日付の「中国時報」も報じています。
 在日外国人の「在留カード」化を決めたこの改正入管法において、その国籍欄は「国籍の属する国又は第2条第5号ロに規定する地域」(第19条4項)が記載されることになり、その「規定する地域」とは「政令で定める地域」のことで、それは「台湾ならびヨルダン川西岸、ガザ地区」を指しています。つまり、この法改正によって、晴れて在日台湾人は「台湾」と表記されるようになります
 したがいまして、本会などが取り組んできた外登証問題はここに完全なる解決をみたということになります。台湾正名運動の大きな前進です。
 そこで、下記のような次第で「台湾正名運動祝賀会」を開催することと相成りました。
各位におかれましてはご多忙のことと存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただきたく、ここにご案内申し上げます。      

                               謹白

 平成21年7月吉日
               日本李登輝友の会会長 小田村四郎

                    記

■日 時:平成21年8月9日(日) 午後1時30分〜4時30分(1時開場)

■会 場:文京区民センター 2A
     TEL: 03-…  (文京シビックセンターのはす向かい)

     都営三田線・大江戸線「春日駅」 徒歩1分
     東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」 徒歩3分

■内 容:冒頭で「台湾正名運動の歩み」を上映。開会後、来賓や台湾からの祝辞。台湾料理を味わいつつ、各地で外登証問題の解決に取り組んできた方々からの体験談などを話していただき、さらなる台湾正名運動へのステップと致します。

■申込み:不要
     *この快事をお祝いいただける方ならどなたでもお気軽にどうぞ。

■参加費:2,000円(台湾留学生は1,000円)
     *在日台湾婦女会、劉の店、在日台湾人から台湾料理の協賛あり。
     *料理、飲み物の持ち込み大歓迎!

■主 催:日本李登輝友の会
     〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
     TEL: 03-…  FAX: 03-…  E-mail:info@ritouki.jp

■協 賛:メルマガ「台湾の声」、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合、
     台湾研究フォーラム