【NEWS】東シナ海平和イニシアチブの重大欠陥
台湾の声ニュース 2012.10.15
台湾の元駐日代表(実質上の大使)である許世楷氏が
14日、シンポジウムに参加し、馬英九の東シナ海平和
イニシアチブの重大欠陥を指摘した。
尖閣の問題は本来、中国と関係ないことであるのに、
馬英九総統が提唱する東シナ海平和イニシアチブでは、
「三方の対話が必要」だとしている。中国を引きずり
込んで「尖閣への権利を守る」ことをしようとしてい
ることになるが、中国の尖閣領有権の主張は、台湾へ
の領有権を前提としているため、中国を巻き込むこと
は、結果的に台湾の主権が中国に持っていかれること
になると警告した。
台湾新世紀文教基金会が昨14日行った「台湾と国連
およびその関連機構」というシンポジウムで発言した。
15日付け自由時報が報じた。