国民党、日本叩きをはじめる?
台湾の声ニュース
2015.3.26 16:00
ネットニュースNOWnewsの報道によれば、25日、中国国民党の立法委員が記者会見を開き、全ての日本食品のボイコットを呼びかけたという。
台湾では日本の5つの県産の食品の輸入を禁止しているが、現地の輸入商が、ほかの県で生産されたように偽装して輸入したものが販売されていることが明らかになったことを受けてのことである。これについて、それぞれの議員(立法委員)が発言したが、その中で、蘇清泉立法委員が、輸出側の日本企業と日本政府を非難し、全ての日本食品の売り場からの撤去と、ボイコットを呼びかけた。また、鄭汝芬は外交部が日本へ抗議すべきだと主張した。
この記者会見には、ほかに、呉育仁、頼士葆が出席した。
この報道では、蘇清泉議員に対する、ネット上での批判も紹介している:「廃油混入事件のときは、検査にパスしているなら食べても大丈夫、と言ってたのではないか?ボイコットすべきは日本の食品ではなくて、国民党だろう」。
国民党がこのようなことをするとき、たいていは他の問題から関心をそらすためだという見方がある。真意を知るためには台湾のニュース全体を注意深く観察することが必要だ。