【NEWS】ひまわり学生運動の陳瑞光君交通事故死

「台湾の声」【NEWS】ひまわり学生運動の陳瑞光君交通事故死

ひまわり学生運動の翻訳チームリーダー交通事故死

台湾の声ニュース 2014.9.18 13:10

法律を専攻し、英語・日本語・ドイツ語・フランス語に通じ、3月のひまわり学生運動では翻訳チームのリーダーを務め、NHKを含む30以上の外国メディアのインタビューにも応じたことがあるという陳瑞光(ちん・ずいこう)君が15日晩、バイクで宜蘭へ向かっていたところ、「北宜公路」46.3キロ付近で、谷に落ち、発見されたときには生命反応がなく、「萬芳」病院に搬送されたが、手の打ちようがないと宣告された。道路にバイクが横たわって放置されているのを見たドライバーが通報した。苗栗から駆けつけた母親は「息子がどうして宜蘭へ行こうとしていたのかわからない」と話している。

陳君は、新竹高校・台湾大学法律学科出身。中央研究院、行政院国家科学委員会で研究助手を務め、現在は台湾大学大学院で法学を専攻。年齢は26歳であった。「反媒体壟断(メディアの壟断に反対する)」運動出身。

なお16日には、グリーン陣営のフリーランス記者のJessie Chen氏やひまわり運動の写真集『三一八暴民展』を9日に出版したばかり黄謙賢氏もそれぞれ軽い交通事故に遭っている。黄氏は「単純な交通事故」だと考えている。

台湾独立建国聯盟では、台湾に本部を築いた1991年に秘書長を務めた王康陸氏を93年に「交通事故」で失っており、陳水扁氏の妻・呉淑珍氏も、85年の選挙後の挨拶まわりの際に「交通事故」で半身不随となっている。


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