【9月12日】南モンゴル「学生運動」デモ行進のご案内

【9月12日】南モンゴル「学生運動」デモ行進のご案内

1981年、南モンゴル(いわゆる内モンゴル自治区)で、中
国共産党政府の「内モンゴルへの漢民族入植」政策に反対し
た、モンゴル人学生による学生運動が行われた。中華人民共
和国が建国された1949年から、南モンゴルへ大量に入植し
た漢人達が、1966−1976年の間に、「内モンゴル人民革
命党」事件当時、最前線に立って、何十万人ものモンゴル人
を内モンゴル人民革命党員として拷問、虐殺した。中国共産
政府は内モンゴルに対して、またも、大量の漢人が入植して
くることを止めてはいけない、と言う内容の共産党中央政府の
「28号文書」を通達した。学生運動は、その通達に対しモンゴ
ル人学生が反対したことから始まり70日間続いた。

中国共産党は南モンゴルで、「文化大革命」時には何十万も
の「反党叛国内モンゴル人民革命党員」の掘り出しを行い、
「学生運動」終結時には「膨大な民族分裂集団」を掘り出すこ
とを行った。

それから28年、今日の南モンゴルでは「西部大開発」という
政策を打ち出し、またも南モンゴルに大量の漢人を入れてい
る。その結果、南モンゴルの原住民で、主人であったモンゴ
ル人は、現在、僅か17%(モンゴル人:420万、漢民族:
1900万)しかない少数民族となった。

中国共産党政府の南モンゴルへの人口侵略,文化侵略,経
済侵略から政治的侵略統治などが進んだ結果、独裁権力を
行使し、天然資源を強奪し、環境を破壊している。また、モン
ゴルの土壌に合わない過農業を行い、草原の砂漠化をもたら
している。そして、そのすべての責任をモンゴルの伝統文化・
経済に転嫁し、「放牧禁止」、「生態移民」などの政策を行い、
南モンゴル人はモンゴル語で教育を受ける権利及び、モンゴ
ル文化に根ざした生活環境さえ失いつつある。

過去、そして現在の中国共産党による南モンゴル弾圧から言
えることは、「内モンゴル自治区」と言うのは、ただの見せか
けに過ぎず、実は何の権利もない植民地に過ぎないことが簡
単に分かる。

我々、南モンゴル人達は、28年前の南モンゴル人のために
中国共産党と戦った、勇敢なるモンゴル人の学生達とその運
動を顕彰し、このことを世界に訴え、この運動に続くべく南モ
ンゴルのモンゴル民族の人権及び自決権取り戻したい。

■日時
・9月12日(土曜日) 14:00集合、14:30開会、15:30出発

■集合場所
・六本木 三河台公園
・地図URL:http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.66445968559372&lon=139.7338363186095&z=18&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=35.664454237723&hlon=139.73599952018&layout=&ei=utf-8&p=

■コース
・三河台公園 → 笄公園(流れ解散)
※笄公園到着後 ダイチンさん+4名で中国大使館に抗議予定

■主 催
・学生運動デモ実行委員会
※呼び掛け人 オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
・担当:堀川(070-6674-9440)


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