港区六本木 三河台公園 11:30集合
60年前の建国前後に中国共産党の軍事侵攻を受けたチベット、南モンゴル(内モンゴル)、ウイグル(東トルキスタン)、これらの地域に住む人々は漢民族とは全く異なった民族であり、独自の言語、文化、歴史を持っています。しかし近代以降、中国は「密接不可分の一部」であると主張し、不当に占領しました。そして60年の時を経て、今まさに民族としての生命が絶たれようとしています。自民族の言語による教育、宗教活動が制限され、民族の文化・歴史も否定され、中国への同化政策の最終段階にいます。
しかし、民族自決は国連憲章に明記された21世紀の現在を生きる人類すべての普遍の権利であると私たちは信じています。そして国連常任理事国である中国は国際人権規約を遵守し、世界に広げていく役割を担うべきはずです。しかし、実際には、その中国国内において、人々の人権は著しく制限され続けています。
この60年間にわたる中国政府の「少数民族政策」は完全に失敗でした。中国共産党がデモなどの政治活動に携わた人々を数十年の禁固刑や死刑としてきても、なお、各民族が彼らの人生と生命を代償として抗議行動を続けていることを見れば、この事実は明白です。今後、中国共産党がどのような経済政策を実施しようとも、どのような武力制圧を行おうとも、中華人民共和国の統治の下に生きる人々の自由への希求を止めることも、人々の権利を奪い去ることも、永遠に叶わないであろうと考えます。
私たちは、中国国内における人権抑圧に抗議します。そして、人類普遍の権利が、三民族をはじめ、中華人民共和国の統治のもとで生きる全ての人々に等しく与えられることを願い、その実現のために行動しなければならないと考えています。
中国政府による残酷な民族政策を止めさせるためには、三民族が合同して立ち上がらなければならないという強い危機感の下、三民族合同の抗議集会とデモを行いたいと思います。
みなさまのご協力とご参加をよろしくお願い致します。
[主催]
三民族連帯集会実行委員会
mail: 3natioco@gmail.com