【5・16NHK】反NHK行動のレポート募集中/台湾の報道・他

【読者の皆様へ】16日の活動に参加された方へーレポートを募集します!

昨5月16日には東京・青森・名古屋・福岡・台北など各地でNHKの「JAPANデビュー」に抗議する活動が行われましたが、これはNHK解体を求める運動の開始となりました。そこで運動を拡大させるためにも、活動に参加された方のレポート、感想文などを募集したいと思います。

内容の長い短いは問いません。
よろしければ台湾の声編集部まで。taiwannokoe@googlegroups.com

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台湾紙「自由時報」(5月17日)による東京・台北のレポート

NHKの媚中国・欺台湾報道に、台湾と日本が連帯抗議

〔駐日特派員張茂森、記者林曉娟/東京─台北連線報導〕NHK(日本放送協會)が報導で、親中国の立場に立ち、つまみ食い方式で台日を離間させようとしたことに抗議するため、台湾と日本の各地では昨日、NHKに対して同時に抗議活動が行われ、一千人を超える人びとがNHKに対し、歪曲報道に関する謝罪を要求した。

■NHKの台日を離間させる動きを非難

草莽全国地方議員の之會、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、昭和史研究会など十数個の日本の民間団体を含む一千二百人は昨日、二時間近くにわたる街頭演説会を行った後、NHK本部前に集結し、デモを行った。青森、名古屋、福岡などでも同時に、現地のNHKに抗議デモが行われた。

日本李登輝友の会事務局長の柚原正敬氏は「最近、日本交流協会が台湾で行った調査によれば、六割以上の台湾人が最も好きな国は日本。台湾の駐日代表処は日本で初めて行った調査では、六割近くの日本人が台湾に親近感があり、六割五分が台湾を信頼できるとしており、NHKの報道が現実乖離していると述べた。
台北での抗議の民衆は「台湾の声」を通じて連帯し、NHK台北支局前に集まり、「台湾人は漢民族ではない」「NHKは媚中反日欺台媒体」などの標語を掲げて不満の感情を表した。ちょうど休日だったため、職員が出てくることはなかったが、ビルの管理人に藤田正洋支局長宛の陳情書を手渡した。

■親台湾団体の訂正・謝罪要求は拒絶

NHKは今年四月五日に放送の「アジアの一等国」のなかで、都合のいい部分だけ引用する手法で台湾の「日本語世代」を扱い、日本は過去における台湾での悪行や台湾の年老いた日本語世代の「仇日」を強調するとともに、報導日本政府が原住民ショーを国際社会で見せたことを「人間動物園」としたため、視聴者は大部分の台湾人は日本を敵視していると簡単に誤解した。
日本の親台湾団体や政治ウォッチャーなどは何度もNHKに謝罪を要求や訂正してきたが、すべて拒絶されている。

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東京デモのレポート

迫力あった渋谷「反NHKデー」―有害放送局の「解体」運動が勇ましく始動!

ブログ「台湾は日本の生命線!」より ↓下では関連写真多数
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-758.html

“NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動”が昨五月十六日、東京、青森、名古屋、福岡、そして台北のNHK前で一斉に行われた(台北では日本の「国民」ではなく台湾人による)。

今回報告するのは東京での状況。一千百〜一千二百人もが参加した大規模行動となった。

ここでの主催は草莽全国地方議員の会、「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、在日台湾同郷会、台湾団結連盟日本支部、メルマガ「台湾の声」、NHK報道を考へる会、誇りある日本をつくる会、昭和史研究所、日本世論の会、日本会議東京都本部、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会等々。

この活動の舞台はNHK本部のある渋谷界隈。デモの出発地である宮下公園では、すでに十時前には、この日に使う緑の風船作り(台湾独立派のカラー)などの準備作業が、大勢の人々によって行われていた。

一方、渋谷駅前では、十二時半から予定されていた街頭宣伝が十一時過ぎには早くも開始された。「場所取り」のために現地入りした人々によって、早速開始されたためだが、すぐに人だかりができた。

「JAPANデビュー」の問題とは、この番組が日本の台湾統治史を歪めて描いたと言う問題だけにとどまらない。そのような歴史歪曲を敢えて行うNHKの政治的な意図、NHKの存在自体が問題になっているのだ。

弁士が代わる代わるNHK批判や受信料不払いの訴えを行っているうちに、十二時過ぎには百人を超える聴衆が集まり、歓声や拍手が絶えず巻き起こるなどの大盛況。これを見て、夕方行われる本番のデモには大勢の人が参加するだろうと予感した。

十三時過ぎ、聴衆の多くは十四時から行われる集会(リレー演説会)の会場へと移動して行ったが、街頭宣伝隊はこの日を「渋谷・反NHKデー」にしてしまおうと、デモ直前まで、演説や参加呼びかけなどを延々と行い、駅前を賑わせ続けた。

集会は繁華街にあるホールで行われたが、二百名の会場には開会前の時点で満席となったため、入りきれなかった聴衆は宮下公園へ移動。リレー演説登壇者も、ホールと公園の二会場でスピーチした。

登壇者は小田村四郎、田久保忠衛、渡部昇一、黄文雄、中村粲、佐藤守、田母神俊雄、松浦芳子、永山英樹、林建良、柚原正敬、井上和彦、三輪和雄などの各氏。公園では小礒明都議、天目石要一郎武蔵村山市議など議員たちも雄弁を振るい、ここも大盛況。

そして公園での演説会はそのままデモの出発式に。十六時半の出発の時点で参加者はすでに千人を越えた模様。

四悌団・四列縦隊で編成されたデモ隊は、自動車道に繰り出してからが壮観だった。さまざまな旗や幟を立て、あるいは緑の風船を持ち、「捏造偏向番組を許すな」「受信料支払いを拒否するぞ」「日台離間を目論む中共の手先は解体するぞ」等々を元気よく大声で叫びながらNHK本部の広大な敷地の脇に沿って進んだ。

在日台湾人も多く参加した。台湾独立を目指す若者グーループも「台湾魂」と書かれた旗を押し立てて歩いた。

そして出発からおよそ一時間二十分後、デモ隊は終点の代々木小公園に到着したが、行動はそれで終わらなかった。

この後、参加者は一般の「通行人」として歩道を歩き、NHKへと向かったのだ。そしてみなで手を繋いで「人間の鎖」を作り、NHKを「包囲」したのである。参加者はみな心が一つだから、長蛇の「鎖」があっという間に、そして見事に形成された。

その間、NHKのいくつもある門と言う門の前では抗議のシュプレヒコールが行われたが、どこでも多くの人々が大声で怒りの罵声を上げていた。

その後、「通行人」はNHKを徐々に離れ、渋谷駅まで向かったが、これは駅までの間の繁華街をデモ行進するに等しく(シュプレヒコールも行われた)、まさにこの日の渋谷は「反NHKデー」と化したと言える。駅前で最終的に全行動の終了と解散が宣言されたのは十九時を過ぎてからである。

さて、この日のNHKの反応だが、松浦芳子・草莽全国地方議員の会会長、林建良・台湾の声編集長、小礒明都議、吉田康一郎都議など八名の代表がデモ隊を離れ、五時四十五分にNHKに入り、抗議文を手渡した。

応対に出たのは視聴者センターの堀江城光部長と阿部美之副部長。林建良氏が番組によって証言を恣意に編集された台湾の被取材者の柯徳三さんからは「抗議を受けていない」と公に説明していることに触れ、「柯徳三さんは濱崎憲一(番組ディレクター)に電話して抗議したのに、なぜNHKはそのように言い張るのか」と聞くと、堀江部長は「抗議はない」の一点張り。

しかしそれは明らかなウソである。そこで林建良氏が「不誠実だ」と批判すると、「我々の立場として抗議はなかった」などと言う始末。さらには巨体の阿部副部長が顔をしかめ、林建良氏を威嚇するように睨み付け、その声を打ち消そうと大声を出して遮るなどしたそうだ。

もともとNHKの側に、視聴者への遠慮などないないのだ。番組への批判は断固封じるとの固い意志が伝わって来る。この厚顔無恥の姿勢一つを見ても、NHKには日本を支配していると自負していることがわかる。

このようなNHKは解体させる以外にないだろう。放送法を改正し、NHKとの受信契約を強制から自由契約にし、息の根を止めるしかない。

では、そのようなことはできるのか。昨日の行動に参加した大勢の人々の、正義感に燃えたエネルギッシュな表情を思えば、NHK解体促進の国民運動はもっともっと拡大できると確信している。

日本をNHK支配から解放するだけで、この国は大きく変わることだろう。だから、必ずやるのだ。

参加された方々は大変お疲れ様でした。運動は始まったばかりにつき、これからも共闘を。

※写真の一部は「日本之声」(漢語報道)より
http://nihonnokoe.blogspot.com/2009/05/nhk1100nhk-1.html
http://nihonnokoe.blogspot.com/2009/05/nhk1100nhk-2_17.html
http://nihonnokoe.blogspot.com/2009/05/nhk1100nhk-3.html