【高金素梅】台湾駐日代表が抗議に回答

以下はメルマガ「日台共栄」からの転載。
別にお詫びには及びません。台湾の声編集部

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■お断りとお詫び─本誌前号の記事について

昨日の本誌前号で掲載した「馮寄台代表から本会の『高金素梅議員の靖国神社騒擾事件
に関する要求』に返答」の記事中に、誤解を招きかねない表現がありました。
 
記事には「台湾研究フォーラムは抗議書も要望書も提出していない」とありますが、こ
れは「台湾研究フォーラムは高金素梅の問題に取り組んでいない」という意味ではありません。そもそも高金素梅による靖国神社問題に早くから対処してきたのは台湾研究フォーラムとメルマガ「台湾の声」という二つのグループです。
 
今回の小田村四郎・日本李登輝友の会会長による馮寄台代表への「要求」は、手交の提
案や文書原案の作成は永山英樹理事(註:台湾研究フォーラム会長)によるものであり、いうなれば台湾研究フォーラムや「台湾の声」など、この問題に取り組んでいる各団体の総意を込めたものでした。

誤解を招きかねない表現がありましたことをお断りするとともに、この問題に当初から
積極的に取り組んで来た台湾研究フォーラム並びにメールマガジン「台湾の声」に対してお詫び申し上げます。
 
             (メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬)

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高金素梅の狼藉への抗議に関し台湾駐日代表が回答

                       台湾の声編集部

8月11日に台湾の反日政治家、高金素梅が靖国神社で狼藉を働いた一件に関し日本李登輝友の会は同月19日、小田村四郎会長の馮寄台代表に宛てた抗議・要求書を台湾の駐日代表処に手交したが、その回答が最近になってようやく届いたので掲載する。

なお、この抗議は日本李登輝友の会会長の名義で行われたが、実際には同会だけの抗議ではない。

それは、早くから高金素梅問題に取り組んできた「台湾研究フォーラム」、「台湾の声」などの運動体を代表して行ったものでもある。

林建良本誌編集長は「撃論ムック」(オークラ出版)の最新号の「迷走日本の行方」で「ついに一線を越えた高金素梅」を書いているので、こちらも参考にしていただきたい。
http://www.oakla.com/gekironweb/gekironcontents06.html

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�馮寄台駐日代表の返答

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

本年8月20日、貴会柚原事務局長並びに台湾研究フォーラム永山会長が来処し、8月
11日に我が国高金素梅立法委員の靖国神社における行動について所見を述べたうえ、貴会長の8月19日付け書簡を本処に渡しました。

貴会のご意見とご要望を早速本国へ報告いたしました。しかるべき検討がなされると思
います。

今後とも台日関係が更に深まるよう共に努力邁進出来る事を切に願っております。
                                   
                              敬具

平成21年10月15日

                            台北駐日経済文化代表處
                            代表 馮 寄 台

日本李登輝友の会
小田村 四郎 会長 殿

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�小田村四郎・日本李登輝友の会会長の要求書

高金素梅議員の靖国神社騒擾事件に関する要求

貴国の国会議員である高金素梅氏が八月十一日、約五十名もの群集を率い、境内持ち込
みを禁止されている横断幕や写真パネルなどを手に、台湾出身戦歿者を含む二百四十六万余の英霊を祀る神聖なる靖国神社境内に足を踏み入れた。そして拝殿に登ろうとしたり、制止しようとした同神社職員に怪我を負わせるなどの騒擾事件を惹き起こしたことは、戦歿者の英霊への許しがたい冒涜であるとともに、戦歿者遺族を含む日本国民の心をこの上なく蹂躙するものであった。

これは貴国政府としても看過できない事態であるはずである。例えば日本の国会議員が
台北の忠烈祠を冒涜する行為に出たことを想像されたい。その際貴国政府は、日本政府に対して無言でいられるだろうか。

中国の反日行動に歩調を合わせたこの議員の不逞行為は、日本を侮辱し自国の名誉を傷
つけ、まさに中国が対日本、対台湾の戦略上において希求してきたが如く両国間の信頼関係を著しく後退させたのであった。

そこで日台関係の増進を目指して活動を展開している本会は、高金素梅氏に謝罪させる
ことや、二度とこのような不逞行為を起こさせないことを含め、日本国民に対して誠意ある態度を示されんことを、貴国政府に対して強く求める。

平成二十一年八月十九日

                      日本李登輝友の会
                         会長 小田村 四郎

台北駐日経済文化代表処
代 表 馮 寄 台 殿


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