台湾から外国籍への帰化、日本が最多
2013/03/05 17:47:55
2013/03/05 17:47:55
(台北 5日 中央社)台湾の内政部が先週発表した統計
によると、昨年度、「中華民国」(台湾)の国籍を喪
失した人は722人おり、外国籍への帰化では日本が
37.4%で最多だった。
昨年の国籍喪失者は、女性415人、男性307人で、自発
的な国籍放棄が81.2%を占めた。他国籍への帰化では、
日本に続いて韓国が26.3%、シンガポール21.1%など
だった。
昨年中に外国籍から「中華民国」籍に帰化した人は
5597人で、96.8%が女性。帰化申請の理由の94.9%が
「台湾人との結婚」で、帰化する以前の国籍ではベト
ナムが76.6%で最多だった。
過去10年の間に「中華民国」籍に帰化した人の数は8万
5887人に上り、うち97.5%が婚姻によるもの。台湾の
昨年度の合計特殊出生率は1.265で少子化は深刻な社会
問題となっており、外国籍配偶者の台湾への帰化は台
湾の人口増と出生率向上を促進すると肯定的に受け止
める声が上がっている。