2014.5.19
王明理(台湾独立建国聯盟 日本本部 委員長)
島田眸さん、ベトナム現地からの貴重な御意見をきかせていただきまして有難うございました。
「台湾派台湾企業は、台湾独立旗を掲げてベトナム社会に溶け込み、ウインウインの長期的経済関係を醸成されることを望みます。」
「今回の反中暴動は、すべての台湾企業に「踏み絵」を迫った、台湾にとっては絶好の機会を提供した」
まさに慧眼と思います。
簡体字、繁体字の問題ではありませんが、
ベトナムに限らず、世界中のどこでも、トラブルメーカーの中国と同一視されないために、
是非、「TAIWAN」と明記するべきです。
しかし、「TAIWAN」と表記するだけでは安全ではありません。
「TAIWAN is not CHINA.」 と明示しなければいけません。
「中華民国」は更にもってのほかです。英訳は「Republic of China」、ちなみに中国は「People’s Republic of China」です。これで、外国人に区別しろというほうが無理。
中国にくっついていれば利益に預かれると思い込んできた台湾企業が、本当の意味の台湾の利益がどこにあるのか改めて考えるべき機会がきたのです。
世界中から信用されていない中国。その中国にますます依存し、一つになろうとしている馬英九政権こそ、世界の笑い者になるでしょう。
中国に経済的にも政治的にも台湾が呑み込まれた瞬間、目先の利益など吹っ飛んでしまうくらいの、何世代かかっても払いのけられない暗黒社会が襲い掛かってくることを、台湾人は肝に銘じて認識してほしいと思います。
中国と共に世界の嫌われ者になるのか?
信頼される民主主義国家を建設していくのか?
To be or not to be.
今ならまだ選択することができます。