【蓮舫国籍問題】マスコミ報道に問題あり

【蓮舫国籍問題】マスコミ報道に問題あり

         「台湾の声」編集部 多田恵

下記の『日刊ゲンダイ』の記事について、あまりにも疑問に感じたので、法務省に電話し、正確なところを確認しました。電話に対応した人も、誤解を招かないように周知すると話しました。

正確な事実は、「一般的に、二重国籍を持つ人が日本国籍を選択した場合、もう一方の国籍の放棄については、その国籍国の法制に従います。放棄しようとする国籍について国籍離脱の手続きをする必要があります」というものです。

本件について、記事中にある、「中華人民共和国の法律で規制される」、「中国へ手続きをする」というのは、事実ではありません。

中国の主張を「理解し尊重」する日本の省庁は、たしかに、変な言い方をします。それももちろん是正されなければならないのですが、マスコミも、誤解のないように伝える責任があるのではないでしょうか。

問題の報道:「一般論として言えば、台湾国籍を持つ人が日本国籍を選択した場合、日本が国家として承認している『中華人民共和国』の法制によって規律されます。日本国籍の取得と同時に中国国籍を失うことになるのです。ただし自分で中国への国籍離脱の手続きを行わなければなりません」(法務省民事局民事第1課担当者)〔「民進党代表選前になぜ…蓮舫氏“二重国籍騒動”混迷の真相」2016年9月9日(『日刊ゲンダイ』デジタル)〕


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