「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より転載
中国には住みたくない、中国人でありたくない
だから逃げる、海外へ移住する。出来れば『日本人』になりすます
黄文雄『それでもなぜ、反日大国の中国人、韓国人は日本の憧れるのか?』(海竜社)
本誌の読者にはいまさら説明する必要もないと思えるが、なぜ、あれほどの反日を言いつのる中国人と韓国人が、かくも夥しく日本にやってくるのか? 奥地の鄙びた温泉にまで中国人、韓国人がいて驚かされることが多い。花見の上野公園は半分が外国人、秋葉原でも驚かされた。早朝から大きなスーツケースを引っ張りながら「爆買い」に没頭しているのは中国人と韓国人だ。
「どこから来た?」と問うと三年前までは上海、広州、東北三省、福建省の順番だった。最近がらりと、これも様変わり、湖北省、四川省、雲南省などから夥しくやってくる。湖南省は荒くれ者が多いからすぐ分かる。河南省は田舎者が多いからこれも分かる。
ついでに脱線していえば、居酒屋、コンビニでアルバイトしている中国人は圧倒的に福建省から東北三省出身。上海組は日本で企業に就職するとか、水商売、貿易関係がめだつようになった。
さて、黄文雄氏は言う。
なぜ反日の中国人と韓国人が本当は日本が好きで、できれば日本人になりたいと願望しているからだ。
「来生は中国人に生まれたくない」とする若者が三分の一もいて、これは韓国でも同じ比率という。「来生はブタでも良いから中国人為は生まれたくない」と回答する者もいる。反日教育も漢字の統一による中華教育もさっぱり効果がないということである。もちろん、中国当局は、これらの発言やアンケート結果をネットから削除している。
まず中国と韓国は犯罪者、精神病患者が多い国である。原因は易姓革命の歴史であり、儒教国家ならではの社会原理が人間をむしろ蝕み、中華思想が思考の原点になるから他人のことは考えない。嘘をつき他人を陥れても自分だけは生き延びる、生存競争に勝つためには詐欺、詭弁が横行する。騙される方が馬鹿というのは「兵は詭道なり」と言った孫子いらい、中国の常識である。
こうみてくると勇ましい対日批判やアメリカ何するものぞ、という虚言は、本音からはほど遠い、偽善と欺瞞の詐欺的叫びである。
本書を通読して評者(宮崎)は総括する。
中国人と韓国人にとって「戦争」とは「先走(せんそう)」であり、『戦闘』とは「先逃」(せんとう)の意味なのである。
この本は恒例の黄文雄節が音色も高く吹かれる清涼剤的作品となった