中国が製作した映画『南京!南京!』が30日より台湾でも公開される。
これについて、ある日本に留学中の台湾人は次のように日記を書いた:
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現在の政府に好まれる映画だね。
中国の民族意識がどんどん強くなる。
南京に関する映画や報道がどんどん増えていくみたい。
もちろん、中国人の自由でしょうけれど。
なぜか台湾人なのに「日本人がよくも南京人を殺した」と興奮する人もいる。
南京事件について私は詳しくない。
でも、明らかに、南京なんて台湾と関係がない。
日本が好きかどうか、個人の自由でしょう。
でも、日本が嫌いだとしても、なぜ自分と関係がない事件で怒るのかしら?
日本に怒りたいなら、
なぜ「霧社事件」のことで興奮する台湾人が少ないのか?
なぜ「西来庵事件」について知らない台湾人が多いのか?
すべては、ねじ曲げられた国家記憶とねじ曲げられた歴史。
もちろん、 1945年〜1949年の間に、台湾に来た人々にとっては、
南京は関係なくはないかもしれません。
でも、台湾人は、自分も、先祖も中国に行ったことがないのに
なぜ?
もっと自分の郷土を愛してほしい。
もっと自分の郷土を理解してほしい。
教育だ!
ごく最近も、「教科書に中国史についての内容が増えていく」 という噂がある。
これからどうなるでしょう。
本当の歴史がない。すべての歴史は、当時の政治に従うしかないのか。
そういえば、つい最近、ある中国人の友人が私に質問をした。
中国人:「これからの台湾と中国はどうなるかは、われわれ人民が決めるわけではないね。でも、今の状況をみると、やはり統一に向かう可能性が高い。馬さんがいるなら、中国人は安心。本当に合併したら、あなたはどうするつもり?」
私:「そうだね・・。私もそう思うわ。もし、統一しないといけない状況になるなら、私は日本人になるかな。帰化できればね。」