【民進党十年政綱】台中経済関係�.核心理念
(1)台湾の国際競争力強化
両岸の経済関係の重要性は言うまでもないが、両岸はグローバルそのものではなく、中国市場は台湾のグローバル展開の一環にすぎない。両岸だけに注目してグローバル展開を無視するならば台湾はグローバル経済システムの中で周縁化するだけであろう。
台湾は経済関係においては世界を常に考え、国際競争力の強化を常に念頭に置くべきである。中国との経済関係を発展させるとともに、世界各国との関係を強化し、グローバル経済のなかでのバランスを求めるべきである。
(2)維持台灣的經濟自主性
台湾は産業構造の強化を目指し、企業経営と製品の研究開発能力を高め、台湾の経済的自主性を維持しなければならない。台湾はグローバル分業体制の中で重要な地位を維持し、技術の先進性を守ることを基本とすべきである。そして中国との間で互恵的かつ一方的に利益を譲歩することがないよう、平和的であって衝突が起こることがないよう、さらに体等であって従属関係が起こることがない経済関係を発展させるべきである。
(3)台湾の経済的弱者の権益を擁護
台湾は両岸関係関係の発展において経済的弱者の存在に関心を持つべきである。政府は両岸経済関係がもたらした賃金の停滞や所得分配の悪化などの問題を直視し、弱体産業や経済的弱者の経済的地位に関心を持ち、両岸経済関係の果実が全国民に共有されるように対策を採るべきである。