【正体現す】中国が「民進党を阻止して」と呼びかけ

中国国務院台湾弁公室の劉結一（りゅう・けついつ）主任は6月10日、全国台湾同胞投資企業聯誼会第５期第２回下院代表大会で、台湾と中国の関係は厳しくなっていると述べたうえで、「台湾民衆が民族という大義をもって、台独に反対し、民進党が台湾人を災難の底に導くのを制止してほしい」と述べた。

劉結一は「中国経済は強靭であり、安定しており、長期的な趨勢は良好である」「中国政府は社会主義市場経済体制の完成を急ぎ、西部大開発政策を打ち出すとともに、海南自由貿易港の建設を推し進め、良質のビジネスの環境をつくる。さらに、減税措置など台湾企業にとって満足なビジネス空間とチャンスを提供する。中国にとどまりさえすれば台湾企業は発展できる」「『台湾同胞』が民族の大義を堅持し、台独に反端子、力を合わせて民進党当局と台独分裂分子が両岸関係を危険な状況に陥らせ、台湾同胞を災難の底に導くのを制止してほしい」と述べた。

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