【新春の挨拶】「ひまわり学生運動」を契機に学び、覚醒

【新春の挨拶】「ひまわり学生運動」を契機に学び、覚醒

謹賀新年

 台湾の平和な新年を祈ります。

小生、数年前までは台湾を余り意識していませんでしたが、2年ほど前の

「ひまわり学生運動」を契機に、台湾について学び、覚醒しました。

 実は80年代後半、ニューヨークに駐在していたころ、事務所に台湾独立

運動家3人の訪問を受け、「アキノ上院議員の強制帰国にならって、我々も

台湾に死を賭して帰る」との訴えを聞き、支援を依頼された経験があります。

さらに李登輝のコーネル大学訪問もカバーしました。

 ただ、当時は台湾人の”本音”がいま一つ理解できていなかったのです。

 しかし、「ひまわり学生運動」の学生たちを見たとき、(私は霊魂など信じま

せんが、・・)228犠牲者の魂魄が蘇りつつあるといたく感動しました。 日

本人としても、その思いに答えていく責務があると考えます。

 トランプの「台湾カード」については、実に危なっかしいと感じます。近代に

入り日本よりはるかに困難な歴史を経験した台湾人が、この新たな”危機”

をどう乗り切るのか。祈るような気持ちで新年を迎えております。

                  逗子市      山口勉


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