台湾独立建国聯盟ニュースリリース
2013年9月12日〔台湾の声編集部翻訳〕
台湾独立建国聯盟は2013年9月8日に世界中央委員会を
開催し、主席改選選挙を行った。開票の結果、現職の陳
南天(重光)主席が当選し続投が決まった。任期は当日
から2015年の9月までである。
会議ではこれまで一年間の活動成果を検討し、将来の活
動方針について議論が行われた。組織の若返りおよびほ
かの各運動団体との協力関係を広く、密接なものにする
ことなどについて引き続き努力することを決議した。
また、会議後、「台湾を国名とすることを推進する」と
いう大会声明を発表した。その内容は次の通り:
台湾の民主と自由を守るために、台湾の主権自主を確立
する必要がある。この主権自主を確立するために、台湾
は世界の大多数の国々と国交を開くことにより、台湾が
主権国家であると国際社会に公認される必要がある。
国連憲章23条は「中華民国は、安全保障理事会の常任
理事国である」と定めている。この五大常任理事国の地
位は、1971年の国連総会「アルバニア案決議」によ
り中華人民共和国政府が継承した。
台湾が「中華民国」を名乗ることは、自らが中国の一部
であると主張することになる。これでは国際社会から承
認されることは不可能である。
現今の国際情勢において、台湾の国際社会への参加はす
べての国々にとって利益となり、東アジアの平和安定に
貢献するものである。
今こそ台湾が国名を「台湾」と正常化して国際社会の扉
を叩くときである。国内の各政党・団体はこの台湾の最
も基本的な国益を決して忘れてはならない。
台湾独立建国聯盟は台湾の国名正常化に向けて最大限の
努力奮闘を行うものである。
台湾独立建国聯盟
主席 陳南天
※台湾の声編集部註:台湾独立建国聯盟は台湾にある
「直属本部」および米国本部、日本本部、カナダ本部、
欧州本部、南米本部から構成されている。世界中央委
員会は各本部から中央委員が派遣されて会議を行う。
日本本部では8月に盟員大会が行われ、王明理委員長
の続投が決まった。