台湾で2018年11月24日に行われた「台湾名称で参加申請の国民投票」は不成立となりました。
報道では賛成は約476万票、反対は約577万票という数字が出ています。
今回選挙前にIOC(国際オリンピック委員会)から「名称変更を認めない」と台湾側への通達がありました。「台湾」名義ならオリンピックの出場資格を失うというものです。
「台湾2020東京」は台湾選手が国際スポーツの場で活躍する機会を奪う運動ではありません。今回の国民投票については、台湾の人たちが現在の情勢の中で悩み考えた結果だと思っています。
ただ私たちはこれで全てにおいて「チャイニーズタイペイ」という名称を受け入れるわけではありません。
様々な団体や個人のアクションに賛同した多くの人たちが世界中にいます。そして賛成に投票した約476万の人たちが台湾にいます。
もしも東京オリンピックで、台湾の旗を持って台湾選手を応援している人たちがオリンピック委員会の職員や警察に追い出されるようなことがあれば、日本や台湾、そして世界中の人々はどう思うのか想像してみてください。
それは現在の国際スポーツの会場でたびたび起きていることです。
2020年の東京オリンピックで、持ち物や服装、声援まで規制されることがあれば、それは個人の自由を奪うことで、民主主義国家の日本では「やり過ぎだ」と考える人が多いはずです。
「ルールを守れ」という意見もあるかもしれません。しかしそのルールこそが中国政府がオリンピックに政治を持ち込んでいる証明になるのではないでしょうか?
私たちは2020年の東京オリンピックまで「チャイニーズタイペイではなく台湾」という声があることを示さなければなりません。
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