【反日派を媚び、親日派を貶す日本】交流協会が親日派を排除

【反日派を媚び、親日派を貶す日本】交流協会が親日派を排除

2012.3.16 台湾の声

台湾への日本の窓口である財団法人交流協会で、3月12日、東日本大震災追悼および復興感謝パーティーが行われ、馬英九総統と各界の人々が招かれた。しかしながら、「台湾友の会」などの台湾派の団体は招かれなかった。東日本大震災一周年追悼式典でも問題があった日本政府の姿勢が何重にも問われる。

日本との親善に取り組み、東日本大震災への支援も行っているのに招かれなかった台湾友の会(台湾之友会)総会長・黄崑虎氏(「トラさん」という愛称を持つ)は、交流協会が故意に台湾派団体を排除していて、馬政権に阿(おもね)っていると指摘している。

交流協会では、抗議を受けて、招待状を出したが、黄氏はすでに別の日程が入っていて出席できず、非常に残念だったという。

3.11は、世紀の大災害であり、国境を越えて、出来る限りの援助を行った。これは人類が共通に持っている愛であり、政治とは完全に関係がないにもかかわらず、交流協会がこのような異なる待遇を行ったことは受け入れがたい、という黄氏。

震災発生後、台湾友の会をはじめ台湾派の団体は直ちに寄付金や労力を拠出し、救援物資をトラックで被災地に送りさえした。交流協会が、台湾で感謝パーティーを行うにあたり、台湾派の団体を政治的な意図からあえて「漏れ」させたことについて、これは、台湾に感謝するという主旨に悖(もと)るもので、非常に失望したと黄氏は語った。

黄氏はまた、台湾派の団体は、これまでもずっと日本との友好関係を重視してきたが、今井正代表が交流協会台北事務所長に就任してから、ほとんど台湾派団体との交流がなく、今回のパーティーにすら招かなかったことは、馬政権だけを重視して、台湾の民間の声を重視しないという今井代表の姿勢ではないかと疑われる、と語った。

台湾国家連盟招集人の姚嘉文氏(民進党時代に考試院院長を務めた)は、馬政権の傾中反日の本質は、尖閣問題からも分かることである。民間団体の交流が台湾と日本の友好関係の維持にとってきわめて重要であり、交流協会は台湾の民間団体との協力を疎かにすべきではない、と交流協会の姿勢を批判した。

参考:自由時報2012年3月14日報道
http://www.libertytimes.com.tw/2012/new/mar/14/today-p10.htm


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