【ニュース】最も愚かな閣僚は李述徳・財政部長
台湾の声
台湾の市民団体がインターネットで呼びかけた「エイプリルフール」に選ぶ「
最もfoolな閣僚」に李述徳・財政部長(財政相)が選ばれた。
李財政部長が選ばれた理由は、「減税により経済が刺激され税収が増加すると
主張したのに結果的に5000億元(1兆5000億円)の赤字を子孫に残した」というも
のだが、この結果が発表される直前の3月31日、与党・中国国民党の蔡正元・立
法委員(国会議員)が提案した「ECFA(両岸経済協力枠組協定)の調印に反対す
る県市(地方自治体)には、地方交付税を分配すべきでない」という暴論に対し
、李財政部長が「私の気持ちを語ってくれた」と答えたことから、この問題発言
への不満が順位を急速に押し上げたのではないかと見られている。
野党・民主進歩党の蔡其昌スポークスマンは「李述徳は国の法律と行政の中立
を無視し、態度も傲慢で、国民の自由な意見表明の権利を尊重せず、財政部長の
適任ではない」と厳しく批判し、辞任を求めた。