【ニュース】台鉄の食堂車復活へ、寝台列車も検討
「台湾の声」
今年10月から台鉄(台湾鉄路管理局)観光列車に食堂車が20年ぶりに復活する
。台鉄は客車2両を各32席の食堂車に改造し、サンドイッチ、コーヒーなどの軽
食を提供する。
このほか、台湾東部の台東県選出の立法委員(国会議員)が3月23日、立法院
(国会)で、現在6〜7時間を要する台東〜台北間に寝台列車の運行を要請した
。これに対し、毛治国・交通部長は、台鉄の寝台列車の復活を検討する考えを示
した。
台鉄は、寝台列車は1両あたりの定員が少なく、改造コストも高いことから、
料金が1500元(約4500円)程度と高めに設定する必要があるとしている。日本で
は老朽化した寝台列車の引退が進む一方、北海道を結ぶ豪華寝台特急の人気が高
く、高級志向で競争力を維持している。