レイFBI長官が７月７日、習近平が2014年にキツネ狩り活動を発動し、海外に居住して政府を批判する中国人を粛正していると批判した。一方、中国中央規律委員会国家監察委員会は７月１０日、ウェブサイトで、「海外に逃れた腐敗役人を本国に連れ戻すため、今年４月から１２月まで展開している『天網２０２０』行動により、６月３０日までに589人―うち共産党員及び政府職員152人が共産党員―を帰国させた」と公表した。
発表によると、今年に入って武漢肺炎が感染拡大してのち、海外逃亡犯の追跡の任務はひと時も休むことなく、「天網２０２０」行動は勝利の朗報をもたらしている。汚職は粛正する、腐敗は懲らしめるという中国共産党中央の鮮明な態度、そして逃げれば追う、最後まで追うとの堅い決意を証明した。改革された監察体制の制度を存分に発揮し、逃げた者を追い、汚職した者を追うための管理効果を絶えず向上させている、と指摘している。海外逃亡犯の取り締まりを強化するため始動された「天網２０２０」行動により、カナダに逃れていた「紅通（★インターポールのredo
notice）」リストの元鉄道部運輸局営運部調査研究員、海濤（かい・とう）がこのほど帰国して自首したと公表している。海濤は数々の汚職に手を染めていたという。
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