【アジアで4番目】台湾が米国の入国審査簡便化プログラムの対象に
台湾の声編集部
事前審査により米国への入国審査が簡便化されるグローバルエントリープログラムの対象に1日から台湾が加えられた。アジア太平洋地域でインド、韓国、シンガポールに続いて4番目となる。また、同プログラムの審査に通過した米国人が台湾に入国する際には、自動出入国審査システム「e-Gate」を利用できる。ワシントンで開催された記者会見に出席したジョン・ノリス米国在台協会執行理事は、米台がすでに固く結ばれている関係をさらに深化させる意志の表れだと述べた。
これに先立つ10月18日、オセアニア外遊中の蔡英文台湾総統は、経由地のハワイで行われた台湾系住民との昼食会に出席し、台湾と米国が入国審査で互恵措置を実施することについて、「台湾は米国の頼れるパートナーであり続けてきた。台湾はこれからも地域の安全、投資、貿易の面で米国と連携していく」と述べた。
一方、中国共産党メディア「環球時報」ネット版がこのニュースを羨ましげに伝えると、「『一つの中国』を認めながら、台湾と裏で仲良くするなんて! 全く頭にくる国だ!」「アメリカの奴ときたら13億の中国人を忘れたの? 中国人民は今こそ世界に向かって、あらゆる手段を使って台湾を取り戻し、統一すると宣言するべきよ!」などと歯ぎしりするコメントが、数少ない読者から寄せられた(注意:中国のネットは厳しく監視されており、共産党政府に都合の悪い言論は削除されている)。
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