【寄稿】黄昭堂主席の銅像への犯行について及び黄正澄氏(黄昭堂長男)のコメント

【寄稿】黄昭堂主席の銅像への犯行について及び黄正澄氏(黄昭堂長男)のコメント
                         

台湾独立建国聯盟日本本部委員長
                            王明理

台南市七股にある黄昭堂紀念公園内の黄昭堂主席の銅像に2月22日午後10時頃、赤いペンキを塗られたことに憤りを感じると共に、自称“反独立派”の人物の見識の低さに呆れかえる。
 今日のように自由に発言できて、好き勝手に行動できる台湾社会に暮らせるのは、誰のお蔭なのか? 黄昭堂氏と同志の力なくしては、このような台湾社会は実現していなかったはずだ。
台湾独立運動の本質とは、幻の祖国からの独立分離などではなく、「台湾人が台湾の土地で、自分たちの手で政治に参画し、自由に発言し行動できるような国を作る」ということであった。裏を返せば、蒋政権下では、そう言う行為が一切許されていなかったということだ。あのまま、蒋政権の一党独裁体制が続いていれば、今回のような行為者は、即刻銃殺されていたはずだ。台湾派であろうと国民党員であろうと共産党員であろうと、独裁者は自分の命じた以外の勝手な行為を許さなかった。台湾島内で共産党の国旗を掲げるのは、独立旗を掲げるのと同様有り得なかった。
台湾住民は忘れているのではないか? 自分たちが手にしている自由は、台湾に自然と備わったものではないことを。先輩たちが自分の人生を捧げて努力したからこそ手に入ったものであることを台湾人は今一度認識するべきだ。そのためも、正しい台湾の歴史教育が必要だとつくづく思わされる。

黄昭堂氏の長男黄正澄氏は、今回の父上の銅像を損傷する行為に対して、以下のようにコメントしている。

「悲しい事だけれど、銅像が作られた時からある程度覚悟はしていた。
今回の行為はしてはならないことだが、同じように蒋介石の銅像を傷つける行為も許されないことだと思う。気持ちは分かるが、撤去を要求する運動をするなど法的な手段を取るほうがいい。自分の父親もそのように考えただろう。
今、台湾はこのように自由に行動できるようになったが、自由には義務と責任とが伴うことを忘れてはいけないと思う」


台湾の声

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