8月29日(土)、 台湾研究フォーラム関西講演会第7回例会で「跳舞時代」を上映

李登輝元総統も推奨の台湾映画「Viva Tonal 跳舞時代」

台湾映画「Viva Tonal 跳舞時代」(ダンス時代)
*簡偉斯・郭珍弟監督 2003年公共電視制作 1時間50分 日本語字幕

 NHKが「日本の台湾統治を描く」とのことで、日台関係に関心のある多くの人が期待
を抱きました。しかし、4月5日放送されたNHKスペシャル《JAPANデビュー》第1回「ア
ジアの一等国」の内容は、日本が台湾人を一方的に弾圧したことを強調するものであり、
偏向している等、様々な疑問の声があげられ、放送後4ヶ月が経過した現在でもNHKに
対する批判の声が止んでいません。

 そこで、次回例会では第40回台湾金馬奨最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した台湾
映画を上映し、NHKが描かなかった当時の台湾社会の一端をご紹介したいと思います。

 なお、この上映会は、第3回例会で紹介した映画「台湾人生」(旧題「逍遥日記」)の
一般公開に合わせ企画しました。日・台の女性監督が描いた二つのドキュメンタリー映画
を通じて、日本統治末期台湾の姿に接することが出来ます。

●「産経新聞」に掲載された記事より

 1930年代(昭和初期)の台湾を描いた記録映画「跳舞(ダンス)時代」が静かなブーム
を起こしている。当時の台湾ニュース映像や流行した音楽が次々と現れる。洋装した台湾
の若者が池でボートをこぎ、カフェで楽しげに会話を交わす。東京の流行に敏感な「モボ
(モダンボーイ)」や「モガ(モダンガール)」たちが、日本時代の台湾で「文化」を花
開かせようとしていたことが分かる。1960年代生まれの二人の女性共同監督、郭珍弟さん
と簡偉斯さんがこの映画を製作したのは、「苦しかったと教えられた日本時代の台湾で、
実は両親や祖父母の若いころにも輝くような恋愛や流行があったことを知った」からだ。
この映画の大ファンだという前総統の李登輝氏は「台湾の文化と歴史が中国に直結したも
のではなく、日本や西洋と深くかかわることを、台湾の若い人たちが知るいい機会だ」と
語っている。(中略)

 戦争が忍び寄るまでの短い期間だったが、人々がダンスを楽しむすてきな時代が台湾に
もあったのだ。(04年9月14日付 河崎真澄台北支局長)

■日 時:8月29(土)14:00〜16:30(13:30開場)

■会 場:大阪市立難波市民学習センター
     大阪市浪速区湊1-4-1 OCTビル4階
     http://osakademanabu.com/namba/

■参加費:1,000円(学生・留学生は500円 中学生以下無料)会場の都合で50人限定。

 事前申込者の優先入場となります。なお、8月18日現在28人の申し込みがあります。開
催事務局を除くと余裕は14人程度ですので、お早めにお申し込み下さい。

 ご参加くださる方は、お名前とお住まいの市町村名をt.forum.kansai@gmail.comまでお
寄せください。

 上映終了後、台湾グッズが当たる抽選会を実施します。

 また、集い終了後は希望者により懇親会(会費2500円程度)も開催します。

■主 催:台湾研究フォーラム関西講演会(事務局:近藤)
     http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/



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