報」前編集長を招き、台湾有事に関する分析をしていただきます。お誘い合わせの上、ご
参加ください。
※会場では最新刊『日本中国開戦』の販売とサイン会も行います。
■講師 喜安幸夫氏(小説家、前「台湾週報」編集長)
■演題「台湾有事の可能性について」
(きやす・ゆきお) 昭和19年、中国・天津市生まれ。同44年〜47年、台湾大学政治研究所
へ留学。平成4年〜17年、「台湾周報」編集長。同10年には『台湾の歴史』で第7回日本文
芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞、平成13年第30回池内祥三文学奨励賞受賞。台湾
史、時代小説など著書多数。日本文藝家協会、日本文芸家クラブ会員。日本李登輝友の会、
台湾研究フォ−ラム会員。
【日時】 6月3日(土)午後5時45分〜8時
【場所】 文京シビックホール3F 第一会議室(TEL:03-5803-1100)
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分(地下道連絡)
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分(同)
JR「水道橋駅」徒歩7分
【参加費】 会員500円 一般1000円
【懇親会】 講師を囲んで会場付近で。(会費3000円、学生1000円)
【申込み】 6月2日まで お名前、懇親会参加の有無を下記まで。
Eメール taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
FAX 03−3626−1520
【問合せ】 090−4138−6397
台湾研究フォーラム 第86回定例会 申込書
氏 名
懇親会 参加 不参加 (○をお付けください)
【ご参考】メルマガ「日台共栄」309号(5月16日)
【新刊紹介】喜安幸夫著『日本中国開戦−激震襲う台湾海峡』
日台関係者必読の一書
本会のホームページでもすでに4月25日に紹介しているが、「台湾週報」の前編集長で時
代劇作家として活躍している喜安幸夫氏が日本と中国が台湾海峡をめぐって軍事衝突する
近未来のシミュレーション小説『日本中国開戦』を上梓された。
喜安氏は最近でこそ時代劇作家として著名だが、これまで『台湾島抗日秘話』『台湾統
治秘史』『台湾の歴史』などを著しており、日本でも屈指の台湾史研究者だ。最新の軍事
知識を仕入れて書き下ろした本書は、中国が台湾の武力併合を宣言している現状では単な
るシミュレーション小説とばかり片付けられない。日米や日台の軍事提携のあり方など、
現実的な示唆にも富んでいる。
台湾研究フォーラムをモデルとしたという「フォルモサ・フォーラム」なる台湾大好き
派が集まる研究会なども登場する。日本の政治家の毅然とした姿勢も凛々しく描き出され
ていて、かくあるべしとの著者の思いに共感する。本誌読者など日台関係者にはぜひ読ん
でいただきたい一書である。 (編集部)
■喜安幸夫著『日本中国開戦−激震襲う台湾海峡』
学研・歴史群像新書 定価:945円(税込)