4月23日、東京高等裁判所の101大法廷においてNHK「JAPANデビュー」裁判控訴
審(設楽隆一裁判長)の第1回口頭弁論が行われ、控訴した小田村四郎・本会会長ら台湾の
パイワン族37名を含む原告42名の訴訟代理人(弁護団)を代表して高池勝彦弁護士は、一
審の東京地裁判決(原判決)が「事実判断を誤り、法律の解釈を誤っている」として、控
訴理由について約20分にわたって述べた。
審(設楽隆一裁判長)の第1回口頭弁論が行われ、控訴した小田村四郎・本会会長ら台湾の
パイワン族37名を含む原告42名の訴訟代理人(弁護団)を代表して高池勝彦弁護士は、一
審の東京地裁判決(原判決)が「事実判断を誤り、法律の解釈を誤っている」として、控
訴理由について約20分にわたって述べた。
東京高裁は、すでに被控訴人(NHK)から控訴人が提出した「控訴理由書」に対する
反論の「答弁書」が出ていること、それに対して控訴人側が反論書を準備する意向を表明
していること、さらに控訴人側が高許月妹、檜山幸夫、濱崎憲一の3人を「人証」とする
「証拠申出書」を提出していることから、口頭弁論の続行を宣した。
高裁での弁論続行は異例のことだという。一審の原判決が被告NHKの意見を丸呑みす
るような内容だっただけに、高裁も慎重になっているということかもしれない。
第2回の口頭弁論は下記の日程で開かれる。ふるって傍聴を!
◆日 時:平成25年5月30日(木) 15時30分〜
◆場 所:東京高等裁判所(地方裁判所と同じ)101大法廷
なお、東京高裁の第1回控訴審の模様や裁判内容については、下記をご覧ください。
◆【JAPANデビュー】NHK一万人集団訴訟、控訴審の行方 [桜H25/5/2] http://youtu.be/XE4kWr8Z1jo