本会の渡辺利夫会長を理事長として昨年4月に創設された「一般社団法人日米台関係研究所」は来る5月29日、日本、米国、台湾から安全保障問題の最前線で活躍する専門家を招き、国際シンポジウム「日米台安全保障協力の方向性─台湾有事に備えた日米台の連携」を開催します。
同研究所は李登輝元総統からのアドバイスを受けて設立され、日本、米国、台湾についての研究やその発表等を通じてアジア太平洋の平和と安定に資することを目的としていて、今年度から本会の「政策提言」を実現するため全面的に協力することになっています。いわば、本会とは裏表の関係にあります。
中国の台湾への圧力が強まるとともに、米国が台湾との関係強化を強める国内法を次々と制定する中、蔡英文総統が日本へ初めて安保対話を求めてきたこととも相俟って、日本、米国、台湾は安全保障面においてどのような連携が可能なのかを見出そうとするこのシンポジウムの意義は大きいと言えます。
シンポジウムの詳細や登壇するパネリストは下記のホームページをご参照ください。また、このホームページからお申し込みもできます。
締切は5月27日。英語と日本語の同時通訳レシーバー準備の都合により、原則として当日受付はしていないそうです。ご都合のつく方はふるってお申し込みのほどお願いします。
◆国際シンポジウム「日米台安全保障協力の方向性」専用HP http://just-j.tokyo/
令和元年(2019年)5月26日
日本李登輝友の会
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一般社団法人 日米台関係研究所 主催国際シンポジウム「日米台安全保障協力の方向性─台湾有事に備えた日米台の連携」
中国は現在、台湾統一に向けた攻勢を強化し、台湾への圧力を強めつつ南シナ海の聖域化を図るなど、その覇権的動きがアジア太平洋の平和と安定を脅かしています。
米国はこのような中国を主要脅威とみなし、大統領府や連邦議会は、これまでにない危機感をもって、中国と対峙する姿勢を顕著にするようになりました。そして台湾との関係を強化するために「台湾旅行法」や「アジア再保証促進法」などの国内法を制定しました。米国に比べると、日本政府の台湾問題への対応は緩慢で明示的行動は避けているように思われますが、民間交流は活発で、日台交流を更に深化、強化するため「日台交流基本法」制定の声が高まっています。
こういった情勢下、来る5月29日、日本、米国、台湾の安全保障問題の専門家を招き、台湾をめぐる地域安全保障環境を整え、日米台安全保障協力の方向性を見出すため、3国の連携をテーマに国際シンポジウムを開催します。
参加ご希望の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
【使用言語=英語・日本語(同時通訳有り)】
記
・日 時:2019年5月29日(水)13時15分〜16時30分[受付開始:12時30分]
・会 場:ホテルグランドヒル市ヶ谷 東館3階 瑠璃(中)
東京都新宿区市谷本村町4-1 TEL:03-3268-0111 【交通】JR・地下鉄 市ヶ谷駅 徒歩3分 https://www.ghi.gr.jp/
・登壇者:
日本 浅野 和生(平成国際大学教授) 川村 純彦(川村研究所代表) 金田 秀昭(岡崎研究所理事) 渡部 悦和(日本戦略研究フォーラムシニアフェロー) 小野田 治(日本安全保障戦略研究所上席研究員) 矢野 一樹(安全保障懇話会研究員)
米国 ウォレス・グレグソン(元国防次官補) ジェームス・アワー(ヴァンダービルト大学名誉教授) マーク・ストークス(プロジェクト2049研究所事務局長) イアン・イーストン(プロジェクト2049研究所研究員) グラント・ニューシャム(元米海兵隊大佐) ケリー・ガーシャネック(戦略国際問題研究所上級参与)
台湾 頼 怡忠(台湾シンクタンク副執行長) 林 彦宏(国防部国家安全研究院研究員)
・コーディネーター:梅原克彦(台湾・中信金融管理学院教授、元仙台市長)
*都合により登壇者が変更になる場合があります。
・参加費:2,000円
・申込み:申し込みフォーム、メール、FAXにて。 *締切:5月27日(月)
申し込みフォーム:http://ur0.work/00v0 E-mail:just.japan2018@gmail.com FAX:03-3868-2101
・主 催:一般社団法人 日米台関係研究所[理事長:渡辺利夫] 〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目36番9号 TEL: 03-3868-2422 FAX: 03-3868-2101 E-mail:just.japan2018@gmail. Com HP:http://just-j.tokyo/—————————————————————————————–2019年5月29日「国際シンポジウム・日米台安全保障協力の方向性」申込書
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