1月5日(月)、鎌倉の教育を良くする会が新保祐司氏を講師に第34回講演会

演題は「若者の志を育むために『明治の精神』をふりかえる」

 今年も残り少なくなりました。
 1月5日(月)の新春の講演会の準備を進めております。新保祐司氏の資料を準備しな
がら、良い講演になりそうで楽しみです。
 若い方にぜひ聞いていただきたい企画として学生の冬休みに予定しましたが、学生は帰
省中、仕事始めの平日の午後、参加者が少なそうで心配しています。若者に限らず、どな
たでも。初詣を兼ねて御参加いただきたくお待ちしております。
 円覚寺派管長老大師 足立大進様に新年のご挨拶をいただく予定です。

                        鎌倉の教育を良くする会 山内 裕子

維新から140、時代超え流れるもの 「明治の精神」に立ちかえろう

「僕は乃木将軍という人は、内村鑑三などと同じ性質の、明治が生んだ一番純粋な痛烈な
理想家の典型だと思っています」(小林秀雄「歴史と文学」昭16)
「明治の精神」とは、一言でいえば「義」の精神のことであり、時にそれは「純粋な痛烈
な理想家」として出現するのである。
「日本人離れ」した精神の躍動こそ、真に「日本的」なるものの探求につながる。これが、
「明治の精神」のはらむ逆説である。                  (新保祐司)

■日 時:平成21年1月5日(月) 午後1時10分開場 1時30分〜4時

■会 場:鎌倉生涯学習センターホール
     (鎌倉駅東口徒歩3分・鎌倉郵便局隣)

■講 師:新保 祐司(しんぽ ゆうじ)氏 (文芸批評家)
     昭和28年生まれ 東京大学文学部仏文科卒業。現在、都留文科大学教授 鎌倉
     ペンクラブ常任幹事。第8回フジサンケイグループ正論新風賞受賞(平成19
     年)。主な著書『フリードリヒ崇高のアリア』『内村鑑三』『国のさヽやき』
     『鈴二つ』『信時潔』『「海ゆかば」の昭和』(編)

■資料代:1000円 学生500円

■当日先着:280名 予約不要

■連絡先:080-6603−5335(山内)

■主 催:鎌倉の教育を良くする会

■後 援:鎌倉市教育委員会

*台湾問題とは直接には結びつきませんが、台湾にも大きな影響を与えた「明治の精神」
 についてですのでご紹介しました。                  (編集部)


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