[読者投稿]台湾に住む日本人の関心事[台北・福岡 正治]

前回は、李登輝学校に参加させていただき誠に有り難くお礼申し上げます。

 さて、台灣に住み着いて商売又はボランティアなどで活躍している日本人も数多くいま
す。私もその一人ですが、李登輝支援はもとより、現職の政治(日本の国会議員)に携わる
方々の台灣問題を、日本国として将来どのような支援をしていただけるのかが一番関心の
大きいことなんです。

 日本としても、経済的、軍事戦略的にも台灣は一国二制度の共産主義の支配になること
は決して望んではいないと考えます。

 従って、私たちは李登輝先生はもとより、日本の政治家がいかに台灣問題に切実に取り
組んでくれるかが大きな関心事なんです。

 昨日(10月7日)の田中真紀子の予算委員会での質疑の中で、日中国交回復の大きな課題
は「台灣問題」であったと言っていましたが、これと同時に、国連の常任理事国の中国の
権利はどのような経過をたどってきたかをもっと知らされなければなりません。田中真紀
子は、かなりそのことの経緯を知っているはずです。友の会の講演会に、もっともっと泥
臭い内面を聞かせてくれる講師を希望します。

 と同時に、台灣に住み着いている日本人の希望を日本の皆様に伝えたい、このような講
師をも招いて活動することを切に希望いたします。

すいません勝手なことを申してごめんなさい。どうか聞き流してください。

●福岡氏は台北市を中心に台南、高雄、台中などで店長がすべて女性の「どさん娘ラーメ
 ン店」を展開している経営者で、台湾李登輝学校研修団の第1回、第5回の卒業生です。
 最近は請われてテレビのCMにも出演しているそうです。
 ご指摘のように、国交のない台湾と日本のパイプ役となるのは国会議員。政治家がいか
 に台湾問題を理解し実践するかが日台交流の大きなポイントです。



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