ただいています。第3弾分をご紹介します。ただし、メルマガでご紹介するにはいささか長
文ですので、お二方といたします。 (編集部)
■この素晴らしい国を絶対中共には渡せない[栃木県 吉新美佐子]
台湾李登輝学校の研修では大変お世話になり、ありがとうございました。
李登輝先生を始め、台湾を代表する超一流の先生方の講義を受けられるということで、
事務局の皆様方のご苦労も大変なものであったと思われます。本当にお疲れさまでした。
今回の研修ではとても貴重な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
李登輝先生も大変お元気で、“今の己の生命と魂の存在があるのは日本教育のおかげ”
と熱くお話しされているお姿に、勇気や情熱をいただいてきました。品格、教養、愛国。
人間として大事なことをたくさん教えていただきました。
他の先生方もとても密度の濃い講義で、本当に充実した四日間でした。
また、日本語での講義は先生方の優しく温かな人柄まで私達に伝わってきており、この
方々が住む台湾を知れば知るほど、この素晴らしい国を絶対中共には渡せない、という思
いに駆られました。
近いうちにまた是非訪台したいと思っております。
真多謝!! (9月9日)
■何度も心の中で相槌を打ちました[大阪府 近藤和雄]
私は1951年9月8日、サンフランシスコ講和条約調印当日に生まれました。
戦後の社会運動の影響を受け、成人してからは学生運動、労働組合活動に身を投じた経
験を有しています。「資本主義は“悪”、社会主義は“善”」という世界観を持っていま
した。
しかしながら、1990年以降の相次ぐ社会主義社会・国家の崩壊が、私に思考停止を強い
「失われた10年間」が訪れました。
2000年の春、それを変える事件が生じました。1人の台湾人に出会ったことです。彼は
言いました。
「We are not Chinese, We are Taiwanese! Taiwan is not Area, Taiwan is Country!」
この言葉に強い衝撃を受けて台湾に関心を持ち、台湾に関する本を濫読し、学び始めま
した。
このことは必然的に明治維新以降の近代日本の歩みを勉強しなおすことにつながり、そ
うすることで、李登輝先生がおっしゃった「自否」の思考方法にどっぷりと浸かっていた
自分が、少しずつ生まれ変わってきたと思います。
国家は国民を抑圧する機関ではなく、国民を守り・保護するためにあること。そのため
に、国民は国家を支えていく義務があるということに気がつきました。自民党とか民主党
などという政党次元の問題ではなく、国民の利益に反する政府を拒否し、利益を守る政府
を支えなくてはならないということです。
私の行動にも変化が生じました。
14年前、長男の小学校入学式において、日の丸・君が代斉唱時に、確信を持って着席し
ていましたが、今年、次男の高校卒業式には、起立して素直に歌っていました。(息子に
よると、会場で私一人だけだったらしい!?)
国旗に対しても自然と敬意を示しておりました。
昨年8月15日は初めて靖国神社に参拝し、重ねて今年1月には就遊館を学びました。
こうしたことは、過去の私を知っている人々からは「信じられない変化」と見えるよう
です。
自分とこの日本の国に誇りを持てるようになった私は、自治体職員として仕事に対する
姿勢にも納税者に対する奉仕の気持ちが以前にもまして強くなったと思います。
今回の李登輝学校には、この6年半の一つのけじめとして参加した次第です。
全ての講義は当然のことながら、台湾・台湾人の側からの視点で話された内容でしたが、
日本人である私として「あぁ、やっぱり、そうだったんだ!」と何度も心の中で相槌を打
ちました。
受講できたことに心から感謝しています。
なお、私は昨秋の家族旅行の後、単身で烏山頭ダムと台南市を、今年は阿里山と台中市
を訪れました。
台湾の皆さまが台南市の警察署・消防署・嘉南水利組合庁舎等の各公共建築物に加え、
台中市でも水道庁舎、政府庁舎、放送局等の建物を保全・再生し、自分たちの財産として
大切に愛しておられることに、一人の日本の建築技術者として心から感謝と敬意を表した
いと思います。
また、私は当時の日本の技術水準の高さに誇りを持つことができ嬉しく思います。
これらのことは、今後とも周囲の建築技術者に伝えて参りたいと考えております。
最後に、私は微力ながら地域おいて日本と台湾両国の友好の絆を紡いでいく活動に参画
して参りたいと考えております。
皆様方のご指導をよろしくお願い申し上げます。 (9月11日)
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