馬祖列島と軍事─馬祖の旅(4)  傳田 晴久

昨年10月24日から27日まで、本会主催による「片倉佳史さんと行く台湾200%満喫の旅」
の第6弾として「馬祖編」が行われ、初めて福建省連江県にある馬祖島を訪問、このツアー
に「台湾通信」を発行する台南在住の傳田晴久(でんだ・はるひさ)氏も参加し、これま
で「馬祖の旅」と題した3回のレポートを本誌で掲載してきました。

 今回は、12月11日掲載の「巨大な媽祖像に魅せられて」に続く第4弾「馬祖列島と軍事」
で、今回が最終回です。大晦日の夜、紅白などのテレビも見ずに書き上げられたそうです。

 傳田さんが4回にわたって馬祖について記したのは、もう一度訪れたいと思うほど、自然
が保たれ、美しい媽祖巨神像がほほ笑む素晴らしい島だからだそうです。

 馬祖島へは一人旅や家族旅行ならいいのですが、ツアーとなりますと便数も座席数も少
ない飛行機の確保が困難ですので、なかなか実施できないのが実情です。しかし、傳田さ
んのような感激を味わっていただけるなら、片倉佳史氏と相談し、また実施することも考
えてみたいと思います。

 なお、掲載に当たっては、読みやすさを考慮して改行や漢字をひらがなに開くなど編集
していることをお断りします。


馬祖の旅(4):馬祖列島と軍事  傳田 晴久
【台湾通信(第80回):2013年12月31日】

◆はじめに

 「馬祖の旅」(4)は最終回ですが、ちょっと危ない話をまとめてみました。キーワード
は「軍事」、「国民党」、「選挙」です。いかにも「危ない」感じがしませんか? で
も、ご心配なく、私がツアーとインターネット上で見聞きした程度の話ですから、「特定
秘密保護法」に触れるはずがありません。

◆反共の砦

 私もそう思ったのですが、「馬祖の旅」(1)に地図を貼りつけたところ、多くの方から
台湾島からはるか離れて、大陸にへばりつくような島々がなぜ台湾領なのかという疑問を
呈されました。馬祖列島だけでなく、金門島然り、さらに今回初めて知ったのですが、烏
[土丘](うきゅう)という島もありました。いずれも大陸の領土と言ってもおかしくない
ような場所です。

 これらの島々は「反共の砦」として位置づけられます。これらは恐らく1949年(中国共
産党軍が中国国民党政府軍を打破、中華人民共和国が建国された年)までは間違いなく中
華民国の領土だったと思います。その後は中国大陸を支配した中華人民共和国の領土かと
言えば、実効支配しているのは中華民国と言うことになるのでしょう。

 中共に大陸を追われた中華民国は首都を南京から台北に移し、台湾を実効支配し、ここ
に中華民国亡命政権を樹立したことになります。そして中華民国は1971年国連のアルバニ
ア決議により、国連の常任理事国の座を失い、国連を脱退し、今日に至ります。

 蒋介石率いる国民党政府軍は「大陸反攻」を標榜し、大陸の失った領土を奪還する機を
うかがい、上記3島に軍事拠点を構えました。

◆金門島

 金門島は福建省厦門市の海岸から2.1km先に、大金門島、小金門島など12の島々から成
り立っています。1949年、人民解放軍は国民党政府軍を大陸から駆逐した後、中華民国の
最終防衛ラインである金門島に2万の人民解放軍を上陸させました。迎え撃つ国民党軍は林
保源の指導の下、海岸線に塹壕を掘り、トーチカを築き、地雷を敷設して備えました。人
民解放軍上陸後、林保源の巧みな作戦で、彼らを殲滅しました。これを「古寧頭の戦い」
と言います。

 この林保源というひとは、実は日本人で本名は根本博という帝国陸軍の元中将です。こ
の方は「戦神(いくさがみ)」と呼ばれて共産党軍に恐れられたそうで、この「古寧頭の
戦い」以降、中共は台湾の国民党政府軍を追い詰めることが出来ず、今日に至っていま
す。連戦連敗であった国民党政府軍が「古寧頭の戦い」で勝利し、人民解放軍を台湾島に
寄せ付けなかった裏には、元日本軍の将軍(戦神)がおられたということが公になったの
は2008年ということです。

 蒋介石は根本元中将帰国後、日本人将兵による軍事顧問団「白団」を結成したと言いま
す。

 金門島ではその後1958年に再び人民解放軍との間で砲撃戦が行われましたが、人民解放
軍の意図は達成できませんでした。この砲撃戦で大陸側から撃ち込まれた砲弾の数は47万
発と言われ、後に金門島ではその砲弾の弾殻を利用して「金門包丁」を製造したという話
はご存じでしょう。私も昔一本買ってきました。

 金門島は1956年以降、馬祖列島などと共に軍事拠点として軍政が敷かれ、民間人は近づ
くことができなかったが、戒厳令解除後、民間人も立ち入ることができるようになり、軍
事施設も今では観光資源の一部になっています。

◆烏[土丘]郷(うきゅうきょう)

 烏[土丘]郷は金門島の北130?、馬祖列島の南130?、金門、馬祖のちょうど中間に位置
する3つの小島からなり立っていますが、管轄は金門県です。

 この島は1943年〜1945年に一時日本が占拠したことがあるそうですが、1949年の国民党
政権崩壊後は無政府状態であったが、1954年に国民党は烏[土丘]を反共救国の前線基地と
し、戒厳令解除の時まで軍政下に置きました。

 周辺海域は漁業資源が豊富でしたが、戒厳令解除後、大陸からの漁民が大挙して押し寄
せ、ダイナマイト漁法(ダイナマイトを水中で爆発させ、その衝撃で気絶したり、死んだ
りした魚を獲る漁法で、日本では禁止されている)を行い、漁業資源は枯渇してしまい、
一時は1000人以上いた漁民もいなくなり、過疎の島になったと言います。

◆馬祖列島

 上記の金門、烏[土丘]と同じ流れで言えば、馬祖列島は1950年に国民党政府により大陸
反攻のための重要な軍事拠点にされた。馬祖列島と金門島との違いは戦場になったか否か
の差だそうです。金門島は戦場になったが、馬祖列島は戦線ではあるが、戦場になったこ
とはなく、これも媽祖様のお蔭であると言います。

 馬祖列島には築100年の建物が残り、これらの建物は民宿になっている。さらに国定公園
があり、軍、政府、国民党との関係から資金は潤沢とのことです。

 本島から多くの北京語を話す兵隊が駐屯し、一時は住民より兵隊の方が多かったことも
あったらしい。住民は元来、台湾語(●南語)、北京語を話さず、もっぱら「●東語」を
話していたそうですが、兵隊相手の商売の必要性に迫られ、老いも若きも皆、北京語を話
すようになったそうです。

*●=門構えの中に虫

 馬祖列島は軍事基地ですから一般の人々は立ち入ることが出来ませんでしたが、1994年
に入島制限が解除され、観光地化されました。

 今回のツアーで我々は多くの観光資源(軍事基地)を目にすることになりました。いく
つかを紹介しますと、まず最初に訪れたのが北竿島の「八八坑道」(No.77で触れました)
で、これは戦車を格納するための坑道でしたが、今は老酒の酒蔵になっています。

 北竿島で宿泊した「地中海民宿」では、食堂の壁に「大陸反攻」を目指していたころの
写真が沢山貼ってありました。中共側がばらまいた宣伝ビラ、国民党政府側の宣伝ビラ、
戦闘機で亡命してきた「反共義士」の写真、毛沢東語録の文章など、簡体字の資料、ある
いは正体字の資料など色々ありました。毛語録資料には「中国人は気骨があり、能力もあ
るので、遠くない将来世界のレベルに必ず追いつくであろう」なんて書いてありました。

 そして地中海民宿を一歩外へ出ますと、石造りの家が立ち並んでいましたが、至る所に
「反共標語」が石に彫り込まれていました。たとえば、「最後の勝利を勝ち取ろう」、
「軍民合作」、「光復大陸」、「大陸の同胞を救い出そう」、「蒋総統萬歳」等々。

 南竿島に戻ってからいろいろなところでトーチカ(機関銃や砲などを備えたコンクリー
ト製の堅固な小型防御陣地)を見ました。大陸に面した崖には海側に向けられた砲が残さ
れており、壁には敵艦を識別するためだろうか、艦の図が描かれていました。一歩外へ出
ると、至る所に「地雷注意」の警告が書かれており、ちょっと緊張します。

 南竿島で見た一番大きな施設は「北海坑道」でした。これは哨戒艦基地として花崗岩の
岩盤を人力でくり抜いて作った水道です。工事は820日間、昼夜を問わず行われ、全長は
700mあり、一周するのに30分はかかるとのこと。我々もボートに乗って一回りしました。

 しかし、この基地は潮の関係で実際には使われなかったそうです。何という無駄。否、
観光資源の開発を見込んだ上での計画でありました(笑)。

◆小耳にはさんだ選挙システム

 話は違いますが、かねてより疑問に思っていたことは、台湾の人口の85%は台湾人意識
を持ち、残り15%がいわゆる外省人(1949年前後に中国大陸から渡って来た人)意識と聞
いておりましたので、選挙をすれば総統選挙であろうと立法委員選挙であろうと台湾派の
候補者が勝つと思われますが、実際はその逆の結果になります。

 2000年の総統選挙も2004年も民進党の陳水扁候補が勝ちましたが、いずれも僅差でし
た。2008年、2012年の総統選挙はいずれも国民党の馬英九候補が大差で勝利しました。一
体なぜでしょう。噂はいろいろありますが、私は確たる証拠がありませんので、いい加減
なことは言えません。

 しかし、聞くところによりますと、国民党は台湾全土に、草の根レベルのしっかりした
選挙システムを構築していて、他の政党は絶対に勝てないのだと言います。地方レベルの
選挙(例えば里長選挙)では、然るべき人が見張っていて、誰が誰に投票したか、全て分
かってしまうとのこと。さらに選挙の日程や投票時間なども、きめ細かくその時々の情勢
に合わせて調整するそうです。その他、実弾も飛び交うと新聞も報道しています。

 日本では期日前投票や自分の居住する地域外(さらに海外)からでも投票が可能です
が、台湾では自分の戸籍のあるところの投票所でしか投票できないそうです。

 制度改正の動きはあるようですが、台北で仕事をしている人で、戸籍が馬祖にある人は
馬祖の投票所でしか投票できないと言います。大陸で商売している人は高い航空運賃を覚
悟しないと投票できないということは、ある程度の資金的余裕ある人でないと投票できま
せん。あるいは誰かのサポートがあれば別ですが……。

 島(連江県)には仕事がないので馬祖の若い人々はみな台北などの都会に就職するが、
戸籍は連江県に残したままにするそうです。理由は選挙のためだそうで、選挙の際には多
額のお金が動くそうです。

◆おわりに

 「馬祖の旅」を4回に分けて報告させていただきました。最後に変な話も書きましたが、
報告の趣旨はただ一つ、馬祖列島は素晴らしいところでしたので、私自身折あらば、もう
一度行きたいと思いますが、皆様も機会ありましたら是非訪ねてみてください、というこ
とです。

 富士山は世界遺産に登録され、観光客が増えたそうですが、同時にマナーの悪い登山者
もいるそうで心配です。馬祖列島は大陸の近くで、大陸からの観光客も来るようですの
で、マナーが気がかりです。しかし、聞くところによれば、中国では「旅遊文明行為指
南」(旅行マナーの手引き)なる文書を作成して海外旅行者に配布しているとのことです
ので、杞憂かもしれません。

 馬祖列島は素晴らしいところでしたので、いつまでも自然が保たれ、美しい媽祖巨神像
がほほ笑んで下さることを切に願っております。

                                     (了)


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