同じ四国の愛媛県が温泉を軸に台北市と交流を深めるなら、香川県は芸術を通じて嘉義
県と交流を深めようと積極的です。張花冠・嘉義県長も「「芸術を通じて台湾と香川の親
交が深まることを期待している」と強調していることを四国新聞が伝えています。
県と交流を深めようと積極的です。張花冠・嘉義県長も「「芸術を通じて台湾と香川の親
交が深まることを期待している」と強調していることを四国新聞が伝えています。
アートで交流拡大/香川県観光協会が台湾訪問
【四国新聞:2013年10月14日】
瀬戸内国際芸術祭の出展作家の一人、台湾の芸術家・王文志さんの作品が架け橋とな
り、香川と台湾の交流が広がっている。香川県観光協会の梅原利之会長らは台湾の嘉義
(かぎ)県であった王さんの新作の除幕式に出席、アートを軸にした相互の観光振興など
を誓い合った。
王さんは、台湾中南部にある嘉義県を拠点に活動している。芸術祭への参加は前回に続
き2回目で、小豆島に竹を使ったドーム形の作品「小豆島の光」を出展しており、来場客の
人気を集めている。
嘉義県で新たに公開されたのは、「天木」と名付けられた金属製の装飾を施した巨大な
作品。7日の除幕式には、梅原会長を含む18人の県視察団のほか、地元関係者や住民ら約
200人が出席。王さんや同県の張花冠知事らがテープカットなどで完成を祝った。張知事が
「芸術を通じて台湾と香川の親交が深まることを期待している」と強調、志を一つにして
協力していくことを確かめ合った。
式典後、嘉義県内に展示されている王さんの作品を巡るツアーが催され、王さん自らが
視察団に作品説明を行った。梅原会長は「王さんの作品を交流の架け橋として、相互の観
光振興につなげたい」と意気込みを語った。
高松と台北を結ぶ航空路線は、今年3月21日からチャイナエアラインが週2往復運航して
いる。