開南大学に日本から10名が入学 留学レポート[早川 友久]

本年1月、台湾・桃園にある開南大学が日本との交流を深めるため「中国語の学習経験
や年齢などを問わず、学費と寮費を免除するという破格の待遇で留学生募集」という案
内をしました。

 日本からは晴れて10名が入学、この9月から新学期が始まりました。

 早速、留学した本会青年部初代部長の早川友久氏(本会理事、第7回李登輝学校研修団
卒業生)より、近況をつづったお便りを頂戴しましたのでご紹介します。

 ちなみに、桃園駅からバスで15分ほどのところにある開南大学は、広大な敷地に壮大
な校舎が建ち、日本時代の1917年(大正6年)に創立された台北商工を淵源としていま
す。                                 (編集部)

◆開南大学
 33801 桃園県蘆竹郷新興村開南路一號
 No.1 Kainan Road, Luzhu Shiang, Taoyuan 33801, Taiwan
 Phone:+ 886-3341-2500
 ホームページ http://www.knu.edu.tw/


開南大学留学レポート─語学センタースタッフたちの気持ちがありがたい

                          青年部初代部長 早川 友久

 開南大学への語学留学生は総勢で50名程度。そのうち10人が日本人で、我々日本人は
「国際栄誉学程」という身分だそうです。

 そのうち男子は4名。みな人柄のいい人ばかりですが、そのうち2人は中国語が全く出
来ず(笑)!波乱含みのスタートとなりました。ただ、I君まどは大学の第2外国語で中
国語をやっていたので少しは話せるそうですが、なんと先月に韓国の大学院を修了した
とのことで、韓国語がペラペラのようです。

 元々は15人弱の日本人を受け入れ予定だったそうですが、なぜか数名が「来ない」と
のこと。何とも不可解です。

 キャンパスから桃園駅まではバスで15分ほど。駅前は、台北とは比べるべくもありま
せんが、デパートもあり、生活するにはそれほど不便ではないようです。ただし、キャ
ンパスの周りには本当に何もありません。ファミリーマート1軒が命綱です。

 寮は学生寮のせいか、ちょっと汚いですが、シャワーあり冷房ありで何とかやってい
けそうです。何よりも、語学センターのスタッフたちが、初めて受け入れた大勢の日本
人を助けようとしてくれる気持ちがありがたいですね。台湾師範大のようなマンモス校
を知っている人間にとっては天国です。

 学校が始まって少し落ち着きましたら、またいろいろとお知らせします。(9月8日)



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